Cast >> Glynn Turman (Leroy "Preach" Jackson), Lawrence Hilton-Jacobs (Richard "Cochise" Morris), Garrett Morris (Mr. Mason), Cynthia Davis (Brenda), Corin Rogers (Pooter), Maurice Leon Havis (Willie), Joseph Carter Wilson (Tyrone) ....
Director >> Michael Schultz
Writer >> Eric Monte
Producer >> Steve Krantz
総合ポイント >> 5/5点満点
Contents >> 5 Performance >> 5 Direct >> 5 Music >> 5
Unable to remember yesterday, we live for today
プリーチ(グリン・ターマン)とコーチーズ(ローレンス・ヒルトン=ジェイコブス)の2人はシカゴの「クーリー高」に通う親友だった。プリーチは将来ハリウッドで脚本家になる事を夢みていて、コーチーズはバスケットボールで大学から奨学金を得る事になって将来が期待されていた。2人は他の3人と学校を抜け出してサボったり、パーティーや映画等に出かけて遊んでいた。しかしストーンとロバートとドライブに出かけた事からトラブルに巻き込まれ...
青春映画には必ずと言っていい程、甘くもほろ苦い思い出が付きまとう。でもこの映画程、主人公達と自分を重ね合わせて、もしかしたら自分の事を描いている映画なんじゃないか?と錯覚さえおこさせる映画はない。日本とアメリカという違いによって、多少の環境や遊び方は違うけれど、プリーチとコーチーズの思いは十分に通じる物がある。そして、こういう高校時代の思いは、時代を超えて訴えてくるものがある。「自分もああいう風に感じていた...」という感情が、今の自分の状況や思いとあの頃の自分を比較して、ほろ苦さを感じる。そしてモータウン産の甘いサウンドが、私達の魂をスクリーンの中に引き込ませて、プリーチとコーチーズに感情移入させる。
この映画を毎回手にする度に、自分のあの時代にタイムスリップをしてしまう。毎回、自分の親友の顔を思い浮かべ、その友に感謝の気持ちが新たに生まれる。そして毎回、思い出と共に今日という日を生きていこうと強く思わせてくれる...
(4/15/02, 4/24/08:DVDにて鑑賞)