イギリス俳優♪
ココ最近の各アワードで賑わせたのが、ヘレン・ミレンにヒュー・ローリー、ジェレミー・アイアンズ等のイギリス出身俳優。実はイギリス系の黒人俳優も、アメリカ映画で随分に活躍しているのだ。その紹介♪
なんと言っても、まず最初はロンドン生まれのデルロイ・リンドー!スパイク・リーの「クルックリン」ではパパを演じ、「マルコムX」では、インディアン・アーチーを演じた。「サイダーハウス・ルール」では危険な父親を演じていたり、「ロメオ・マスト・ダイ」では、アリーヤのパパを演じていたので、割りと映画ファンには知られた俳優の1人だろう。その彼もイギリス出身。彼の場合は、これから紹介する俳優達とはちょっと違って、ティーンの時にカナダに引越してきて、アメリカで1から演技を始めている。
生粋のイギリス俳優と言えば、キウェテル・イジョフォー。昨年の「インサイド・マン」や「キンキーブーツ」で一躍アメリカでも注目を集めている。彼もロンドンに生まれ、映画デビューはアメリカ製作作品だが、まずはイギリスのショービジネスで活躍してからアメリカに進出している。本場イギリスのシェークスピア劇を得意としている本格派。イギリス舞台界の名誉な賞「ローレンス・オリヴィエ賞」にもノミネートされた俳優だ。私が今もっとも期待している俳優の1人。
もう1人は、アドリス・エルバ。彼もロンドン生まれのイギリス出身。俳優としても活躍中ですが、DJとしても活躍していて、イギリスのインディペンデントからCDを出しているようです。俳優としては、「ゴスペル」やこれから公開される「Daddy's Little Girls」等に出演してます。彼はイギリスのTVなどに出演した後にアメリカに進出してきてます。今は人気TV番組「The Wire」等に出演してます。
上の3人を見てもらえると分かるように、イギリス俳優という枠にとらわれない活躍してますね。ヘレン・ミレンやジェレミー・アイアンズ、更にはヒュー・グラントみたいな人達は、「イギリス人」というのを生かした役が得意で、活躍してますよね。もちろんその枠を取り外した活躍もされてますが。今年のヘレン・ミレンの活躍は、明らかに「イギリス人」を生かした役でしたね。所が、イギリスの黒人俳優達は、アメリカの黒人社会に根付いた活躍しているのが面白いかなーって、3人並べて思いました。とは言え、ただ単にイギリスの黒人社会や文化がまだまだ映画になる程、アメリカには根付いてないという事だけかもしれないですが...