パトニー・スウォープ
ツイッターにも以前書いたのですが、7月22日より渋谷ホワイトシネクイントにて、ロバート・ダウニー監督の『パトニー・スウォープ』が日本初上映となります。以前、映画秘宝（2021年10月号）のダウニー監督の追悼でも本作について執筆したのですが、新しい時代を築いた作品の一つです。
ニューヨークの有名広告会社は、白人ばかりだった。唯一、パトニー・スォープ（アーノルド・ジョンソン）を除いては...
本作は、ブラックプロイテ―ション前の新しい風を感じる作品で、かなり風刺が強い作品。黒人映画歴史の権威ドナルド・ボーグルも、「映画製作陣が、社会的問題、時事問題、経済的問題など、政治的メッセージを映画に込めて立ち上がるという新しい黒人映画のスタイルを確立し、それは後世にも続いているという点で新鮮だった」と書いている。
大スクリーンで是非。