Take Back / ミセス・ソルジャー (2021) 1803本目
Ready for some fun?
マイケル・ジェイ・ホワイトの嫁、ジリアン・ホワイトが主演のアクション映画。MJWと結婚する前から嗜んでいたのかは分からないが、結婚してからは当然のように?マーシャル・アーツで鍛えている。いつもは、MJWを支える助演のような形で増え続けるMJW映画に出演しているが、今回は堂々の主演。そう、この映画を観たことがきっかけで、私が映画秘宝で連載を持っている時に「女優とアクション映画の歴史」への探求が始まった。残念ながら中途半端で終わってしまったが...
女性2人がバーでかなりの量を飲み酔っぱらってしまう。そして2人は何者かに連れ去られ、暴力を受ける。所かわってザラ(ジリアン・ホワイト)とブライアン(マイケル・ジェイ・ホワイト)の夫婦は、ボクシングで鍛えていた。そしてテレビのニュースで女性2人が行方不明になっていることを知る。その後に入ったコーヒーショップで、店員が襲われているのを見て、ザラは咄嗟に助ける。その様子を移したビデオがSNSに出回り、ザラは有名になってしまう。ザラが鍛えたのは訳があり、その訳である過去と対峙することになっていく...
さながらマイケル・ジェイ・ホワイトの女性版という感じだ。プロットもその通りである。アクションもMJWに鍛えられただけあって本格的でいい。あのミッキー・ロークが怪しさ100%で、ザ・悪役という感じだ。だが、ロークはアクション俳優ではないので、ジリアンと対峙する時にアクションシークエンスがないのが寂しいところではある。何はともあれ、女優のアクション映画主演作品は、最近増えているようにみえるが、実際にはまだまだとんでもない程に少ないので、マイケル・ジェイ・ホワイトみたいな女性アクション映画が見れる幸せを少しでも味わえたことが何より嬉しい。ジリアン・ホワイトにも魅力があることをこの映画で知ってしまったのだから。MJW作品のように無数に増えていきますように。
(3点/5点満点中)
Take Back / ミセス・ソルジャー (2021)