The Super Cops / スーパーコップス (1974)
Cast >> Ron Leibman (David Greenberg), David Selby (Robert Hantz), Sheila Frazier (Sara), Pat Hingle (Insp. Novick), Dan Frazer (Police Capt. Irving Krasna), Joseph Sirola (Police Lt. O'Shaughnessy) ...
Director >> Gordon Parks
Writer >> Lorenzo Semple Jr., L.H. Whittemore (book)
Producer >> William Belasco
Genre >> Action
総合ポイント 4点/5点満点中
内容 >> 4 演技 >> 3 演出 >> 4 音楽 >> 5
"We started working here tomorrow!"
グリーンバーグ(ロン・リーブマン)とハンツ(デヴィッド・セルビー)の2人は表彰を受けプレスカンファレンスに居た。グリーンバーグは”バットマン”のTシャツを着ていた。彼等はポリスアカデミーに居た事から、麻薬捜査に長けていたが、自分たちで逮捕しようと失敗していた。2人は同じ分署に所属となり、パートナーとして麻薬捜査に乗り出し、市民からは「バットマンとロビン」と好かれたが、ルーキーだからと交通整理や雑務ばかりが与えられていた。しかし無視して捜査を進めていくと、警察内の腐敗にぶち当たり、2人は陥れられるが...
実際にあった話を映画化した作品。そしてあの『黒いジャガー』のゴードン・パークスが監督!しかも舞台はやはりニューヨークとなると、期待が高まる。またあの渋くてカッコいいゴードン・パークスのニューヨークの映像が観られるのか!と。しかしこの作品自体を割りと軽快に描かれていく。ロン・リーブマン演じるグリーンバーグは恐れを知らない無鉄砲な男。ハンツはさながらベスト・オブ・ロビン!素晴らしいサイドキックである。ただこの物語とゴードン・パークスの世界観はマッチしていないように思えた。グリーンバーグとハンツがなぜにあそこまで熱心だったのかが、イマイチ掴みにくい。
元祖「刑事スタスキー&ハッチ」!カッコいい主人公にカッコいい音楽に渋い映像美...ただ何かが一つ足りない。感情が見えてこないし、感情が生まれてこないのだ。でも最後はパークスなりの「バットマン」のオマージュがカッコいい!
(11/28/14:TV放映したものをDVDにして鑑賞)