実はこの夏一番楽しみにしていた作品。前作が最高だったからね！前作が上手すぎだと、その続編はコケる場合が多いよね。『ハングオーバー』とか、その例。という不安もあったけれど、これは大丈夫なんじゃない？と思いつつ、やっぱり心待ちにしておりました。そしたら...
ジェンコ（チャニング・テイタム）とシュミット（ジョナ・ヒル）は、追っていたゴースト（ピーター・ストーメア）率いるメキシコの麻薬取引組織をロサンジェルス港の倉庫で見つけた。覆面捜査で彼等に近づくも、後一歩の所で取り逃がしてしまった。警察署長に「やっぱりお前らそんなもんだよな」と呆れられ、彼等が成功させた「21ジャンプ・ストリート」のプログラムへと戻した。21ジャンプ・ストリートがあった韓国の教会は今は教会に買い戻され、ディクソン署長（アイス・キューブ）率いるプログラムは今目の前の元々はベトナム系教会だった「22ジャンプ・ストリート」にあった（ついでに23ジャンプ・ストリートは何やら建築中である）。21ジャンプ・ストリートの成功で、22ジャンプ・ストリートは今や予算は倍になり、設備はハイテク化されていた。そこでジェンコとシュミットは大学への覆面捜査を命令される。彼等が侵入する大学では「WHYPHY」と呼ばれるディーラーがいて、大学で起きた殺人事件に関わっているという。2人は早速大学に乗り込むが...
ぶっは！笑ったー！！さすがに『21 Jump Street / ２１ジャンプストリート (2012)』ほど上手い！とは思わなかったけれど、最高に笑って来た。前作は元々のTVシリーズへのオマージュと高校生の定番が上手く組み入れられて最高な作品であったけど、この映画は続編という事で続編映画へのオマージュとその取り入れ方が面白い映画だった。ジェンコとシュミットの凸凹ブロマンスを普通のティーンロマンスに仕立てあげている。何ていうか、前作に『トワイライト』の続編みたいな要素をブロマンスに入れた？みたいな面白さ。ジェンコを取り合う？みたいな？？そんなバカバカしさが最高に面白かった。ああいう頭の悪い役をやらせるとチャニング・テイタムは最高だよね！っていう。「WHYPHY」が読めないとか笑った。テイタムは次のコーエン兄弟の映画にも出るという噂。でもこういうバカ映画にも戻って来てよー！！っていう。そして今回の麻薬ぶっとび映像も最高に笑えた。そして今回もウォルターズ先生とジェームス・フランコの弟が出てきて漫才みたいな事やってるよ。そしてそして、もちろんカメオ出演が最高！色んな所に豪華に沢山出てくるよ。アイス・キューブの妻役笑ったー！っていうか、あの映画と繋がってるの？？
と、今回はかなりアイス・キューブも飛ばしていた！前作は『俺がハマーだ！』のトランク署長ぽく怒鳴るだけだったけど、今回は怒鳴るだけじゃないよー。もうアイス・キューブのあの得意な10時10分眉で威圧している姿とかシチュエーションが最高に面白かった。
高校が舞台の21のラストがプロムなら、こちらはやっぱりスプリングブレイク！！フットボールにフラタニティに寮生活に女性...と、大学生ぽく？羽目を外している2人が面白い。
最後の最後まで「続編映画」を楽しんでおりますので、お見逃しなく！！いやー、最高！
（4.5点／5点満点中：6/16/14：劇場にて鑑賞）
