Cast >> Viola Davis (Nona Alberts), Maggie Gyllenhaal (Jamie Fitzpatrick), Oscar Isaac (Michael Perry), Holly Hunter (Evelyn Riske), Ving Rhames (Principal Thompson), Lance Reddick (Charles Alberts), Rosie Perez (Breena Harper), Bill Nunn (Principal Holland), Marianne Jean-Baptiste (Olivia Lopez) ...
Director >> Daniel Barnz
Writer >> Brin Hill, Daniel Barnz
Producer >> Mark Johnson
Genre >> Drama
総合ポイント 3.75点/5点満点中
内容 >> 4 演技 >> 4 演出 >> 4 音楽 >> 3
Higher Learning
ジェイミー(マギー・ギレンホール)はシングルマザーで、ディスレクシア(難読症)の小3の娘マリアを育てていた。前は私立に入れていたが、今はお金もなく、仕方なく公立のアダムス校に通わせていた。娘の担任は特にやる気のない先生で、ジェイミーの要望にも全く応えず、しかも面倒な親の娘という事で、マリアを槍玉にしていた。マリアの教室の向かいの先生ノナ(ヴァイオラ・デイビス)のクラスや、ウクレレを弾いているマイケル先生(オスカー・アイザック)のクラスは楽しそうなので、変えて欲しいと校長(ビル・ナン)に直訴しても、組合の関係で..と全く取り合ってくれなかった。チャーター校の抽選にも外れた。そこで見かけたのがノナ先生。自分の息子をそのチャーター校に入れようとしていた。それに気付いたジェイミーは、ノナ先生を誘い、アダムス校変革に向けて、先生の組合や政治家達に立ち向かうのだったが...
アメリカの教育問題を扱った作品。アメリカの教育問題は深刻だと言われている。確かにシステムは甘くてダメだと親としても感じる。最初からいい環境に居れば、上手い具合に将来も進んでいくというシステム。でも日本も同じだよね。だから芸能人の親が必死に自分の子供たちをいい学校に入れようとしてるよね。残念ながらそれが資本主義国家。でもそれを少しでも良くしたいと思った親がジェイミーとノア。2人の子供たちは障害を抱えているのもあって、今の現状には満足いっていない。なので2人はとにかく頑張る、自分の子供、そして他の子供たちの為にも。ジェイミーは自分がそうだった過去の為にも。ジェイミーを演じたマギー・ギレンホールもノナ先生を演じたヴァイオラ・デイビスの2人はそつが無く素晴らしい。2人が互いにぶつかり合い、そして壁にぶつかりながらも、頑張る姿はやっぱり素敵だった。
結果も大体分かってしまう予測出来る映画なんだけど、やっぱり素敵な人たちが頑張る物語は共感してしまう。誰かが変えるのを待つ位なら、自分達で変えてしまえ!教育とはそういう物かもしれません。
(12/17/13:DVDにて鑑賞)