Cast >> Ty Hickson (Malcolm), Tashiana Washington (Sofia), Meeko (Champion), Zoe Lescaze (Ginnie), Joshua Rivera (Rico) ...
Director >> Adam Leon
Writer >> Adam Leon
Producer >> Dominic Buchanan, Natalie Difford, Jamund Washington
Genre >> Drama
総合ポイント 4.75点/5点満点中
内容 >> 4 演技 >> 5 演出 >> 5 音楽 >> 5
True motherfucker going out for the loot
ソフィア(タシアナ・ワシントン)とマルコム(タイ・ヒクソン)の2人は、ニューヨークでグラフィティをしていた。しかしせっかくの作品がライバルによって、滅茶苦茶にされた。リベンジで、ニューヨーク・メッツのホームラン・アップルにタグしようと2人は考えた。しかしそれには500ドル掛かる。2人はどうにかして500ドルを手にして、仕返ししようとするが...
気に入った作品に一般人が投資出来る「キックスターター」というウエブサイトを利用した、インディ映画の刺客。しかも注目を集めている新型映画祭SXSWにて、大賞も受賞。気に入ったジョナサン・デミが後から制作者として参加。さすがに一般人が最初に気に入っただけあって、とてもチャーミングな作品だった。そして久々に昔ながらのニューヨークらしい映画を観た。「ワイルドスタイル」みたいな。最近のニューヨークのインディは、移民の話が多かった。しかし、「ワイルドスタイル」みたいに、グラフィティそのものを期待すると、そんなに見れないので不満かもしれない。それまでの過程と、それ以降の経験が描かれている。とにかく、主役の2人が魅力的。特にマルコムは、今の男性をありのままに等身大で描いているようだった。どことなく憎めない。最後の一輪の花のシーンは、ハッキリいえない彼の気持ちが見え隠れして、可愛いシーンだ。
キックスターターに、SXSW、後から宣伝兼ねて大物が制作者に参入と、全てが今一番新しい映画の形である。映画の未来系。
(4/29/13:劇場にて鑑賞)