Cast >> Demon, Se3, Spank, Dez, Skeme, Ces 157, Min 1 (NE), Iz the Wiz, Quik, Sach, Dondi, Seen, Case/Kase 2, Dust, Zephyr, Revolt, BTS crew, Wasp 1, Caos97, Noc, Kase, D-5, Trap, Butch, Zone, Kid 167, Cap, Shy 147, Lil' Seen, Aser1, Mare, Daze, Crash, Paze, Cey, Futura, Fred, Duro, Crazy Legs, Frosty Freeze ...
Director >> Henry Chalfant, Tony Silver
Producer >> Tony Silver, Henry Chalfant
Genre >> Documentary
Country >> USA
総合ポイント 5点/5点満点中
内容 >> 5 演技 >> 5 演出 >> 5 音楽 >> 5
"Let's make this party the real Cold Crush"
『ワイルド・スタイル』と共にヒップホップ草創期が描かれたドキュメンタリー。
1982年のニューヨークシティ。その眠らない街で暗闇にキーキーと音を立ててゆっくり走る電車。たまに街の光に当たると、その車体にはカラフルな色で書かれた「グラフィティ」が見える。1車体ごと、それぞれの思いが込められているようだ。しかしその楽しげな色の上に無造作に塗りつぶされたグラフィティもある。「ボミング」と言われるものだ。そして市長は語る。「コントロールを失った世界のシンボルであり、単なる落書き。公共の物に書くなんてたんなる落書きさ」と。グラフィティアーティストと呼ばれる人たちは、誰からもお金を支払われて書く訳じゃない。自分たちの意志で、自分たちの存在感を残すために電車に書いていく。市長などの人々、そしてボミングする人たちと戦いながら。
1970年代にラップやブレイクダンスにグラフィティが誕生し、彼等はヒップホップという名前の下で活躍し、世界を巻き込む現象を作り出してきた。そんな彼等の秘めた思いや戦いの瞬間を瑞々しくとらえたヒップホップを語る上で決して外せない最高傑作の1作。
(Unknown:ビデオにて鑑賞、8/9/15:DVDにて鑑賞)