Cast >> Shameik Moore (Malcolm), Tony Revolori (Jib), Kiersey Clemons (Diggy), Blake Anderson (Will), Zoe Kravitz (Nakia), A$AP Rocky, Forest Whitaker (Narrator), Keith Stanfield (Bug), Rick Fox (Councilman Blackmon), Kimberly Elise (Lisa Hayes), Chanel Iman (Lily), Roger Guenveur Smith (Austin Jacoby), De'aundre Bonds (Stacey) ...
Director >> Rick Famuyiwa
Writer >> Rick Famuyiwa
Producer >> Forest Whitaker, Nina Yang Bongiovi
Genre >> Comedy
Country >> USA
Release (US) >> 06 / 19 / 2015
総合ポイント 5点/5点満点中
内容 >> 5 演技 >> 5 演出 >> 5 音楽 >> 5
"If I was white would you even have to ask me that question?"
マルコム(シャミーク・ムーア)は、イングルウッドに住むイケテないグループに属する90年代ヒップホップオタクな高校生。勉強は出来るのでハーバードを目指しているが、校長にはイングルウッドから無理!と言われてしまう。仲間のディギー(キアシー・クレモンズ)はレズビアンで男勝り、ジブ(トニー・レヴォロリ)は祖先が分かるサイトによれば14%黒人でインド系。3人はパンクバンド「オレオ」もやっているが、いつもチャリ。学校ではイケテるグループのバグ(キース・スタンフィールド)にスニーカーをいつも取られそうになる。マルコムは近所に住む年上のナキア(ゾーイ・クラビッツ)に憧れているが話す事すら出来ない。そんな時、近所で麻薬売りをしているドム(A$SPロッキー)に話掛けられ、代わりにナキアに話しかけてこいと言われ、ドキドキしながら話に行った。ドムの誕生日パーティがクラブであるので来てほしいと伝えると、ナキアはマルコムが行くならと答えた。そのパーティでマルコムの人生が変わってしまう...かもしれない...
監督のリック・ファムュイワによるLAゲトーの甘酸っぱい青春映画第2弾。最初の『ソウルメイト』は、ノスタルジックな青春映画だったが、今回はノスタルジックさもあるが、何よりもドープ。今風であり、90年代のヒップホップの良い所どりでもある。90年代のヒップホップが好きなら絶対にこの映画を好きになる。それだけヒップホップがテンコ盛りなのだ。PEのファイト・ザ・パワーは89年だし、ジェイーZのブループリントは2000年、90年代じゃねーよ!っていう台詞もこれまた最高である。しかもA$APロッキーがそれを言っている。ゾーイ・クラビッツはチャーミングだけど、こういう映画でヒロインか?と思ったけれど、物凄いキュートでカッコいいヒロインだった!今までで一番可愛い。そしてモデルのシャネル・イマンが超脱ぎっぷりは良いわ、ハチャメチャだわ、とにかく最高だった!あそこまでやる必要なんてない人なのに!そしてこの監督らしく主人公が3人ともそれぞれがキュートで魅力的。映画館出る頃には、確実に3人を好きになっている。
苦しい事も辛い事もやるせない事も沢山あるけど、自分の人生だから自分で変える。超ギーグでジーンズは超ダサいし、たまに嫌な発言もしちゃうけど、でも超キュートで超ヒップホップで超ドープ(イケテいる)!
(6/19/15:劇場にて鑑賞)