Cast >> Wood Harris (Tony), Roger Guenveur Smith (Charles Blocker), N'Bushe Wright (Nia), Obba Babatunde (Dr. Howard Perkins), Jamie Hector (Dante) ...
Director >> Harry A. Davis
Writer >> Harry A. Davis, Jack Haigis, Greg Pak, Alan Alden Thomas
Producer >> Harry A. Davis, Karin Chien
Genre >> Drama
Country >> USA
総合ポイント >> 3/5点満点
Contents >> 3 Performance >> 3 Direct >> 3 Music >> 3
Welcome 2 Detroit
トニー(ウッド・ハリス)はデトロイトのゲトーに生まれたが、家族で一人だけ私立の学校に9歳の時から入って、今は弁護士となっていた。しかし姉妹のニア(ンブッシュ・ライト)は、ゲトーに残り、町のギャングMVPのリーダーであるビック・ボーイ(トリック・トリック)の彼女だった。しかもそのビック・ボーイが殺人の容疑で逮捕された。トニーはニアから頼まれて、弁護する事になるのだが...
最近アメリカの映画では意外とこういう作品が少なくなってきている。こういう作品とは、クライム・ギャングストーリーである。この映画はインディペンデンスで作られた正真正銘の黒人映画。しかもデトロイトが舞台。しかも出演者の1人は、エミネムと共演しているラッパーだったりする。そのデトロイトの寂れた町感を描こうとしている。トリック・トリックの雰囲気が言い。頑固なギャングのリーダーで、今は更生しようとしている。しかし、一度足を踏み込んでしまうと、中々難しい。しかも人々の色眼鏡もある。深く足を踏み込んでしまうのは、主役のトニーも一緒。9歳で故郷のゲトーから離されたので、ゲトーには中々馴染めない部分もある。と、ナレーションで言っていたけど、ウッド・ハリスは逆にゲトーに馴染んでいて、弁護士には見えなかった。
やろうとしている事は伝わるけれど、まだまだ何か今ひとつ。同じ映像を繰り返し使っているのも、伝わりにくかった点。
(12/20/11:DVDにて鑑賞)