SOUL * BLACK MOVIE * ブラックムービー

ブラックムービー、ブラックスプロイテーションなどについて

Tapped Out / 日本未公開 (2003) 1216本目

あんまり頭使わないで気軽にバカっぽい映画が見たいなーと思っていたら、DVDジャケのクーリオの姿が目についたので手に取ってみました。この映画の時代の5年くらい前にありがちだった、ラッパーが主演でゲトーが舞台でドンパチするクライム・ストーリーだと思ったんですわ。所がさ、クーリオは殆ど出てこない!友情出演程度。なんでジャケに我先にと載ってるのよー!と激怒しそうになりましたが、それがビジネスってものです。騙し騙され...嗚呼ジャケット狂想曲。まあそんな汚い??業界を描いております。

体格のいい悪そうなアジア系のビックDという男が、これまたアジア系のグロッサリーストアーの前にある公衆電話の前で電話を待っていた。しかし、店主はそんな柄の悪いビックDが居たら商売にならないので、店の前から離れろ!と喧嘩になる。渋々帰るビックDだが、黒人の仲間を引き連れその店に戻る。その途中でトニー(ジョルジオ)に電話して参加するように言うが、トニーは行かなかった。ビックDたちは拳銃で脅すも、盗みはしなかった。ビールのお代もちゃんと払う。しかし興奮した店主が発砲。それが引き金で銃撃戦が開始。すぐに警察がやってくるが、既に店主は倒れていた。何も知らないトニーは外に出ると、ビックDと遭遇。「逃げろ!」とビックDに言われるけれど、そのまま足がフリーズしてしまったトニー。しかもビックDはトニーの足元にその拳銃を落としてしまう。そして警察がやってきて、トニーは御用。しかし店のセキュリティカメラがビックDと仲間達の姿を捉えていたので、トニーは釈放。トニーはビックDたちの事は知らないと白を切った。トニーはミュージシャンを目指す男で、幼馴染のブライアン(カサン・ブッチャー)に色々と手伝ってもらっていた。ブライアンは機械に強く、なんと電話を盗聴が出来るようになった。トニーとブライアンは最初、その盗聴を女性をゲットする為に使っていたが、トニーは町の有名な音楽プロデューサーであるマックス(タイ・ジョーンズ)の電話を盗聴し、しかもたまたま新曲を別の人に電話で聞かせていたので、その曲を拝借しリミックスして自分の曲にしてしまった。しかもデビューも果たし、ヒットチャートでナンバー1!しかし、そんな状況にマックスが黙っておらず...しかもマックスはギャングを従えた悪徳プロデューサーだったのだ。

と、まあそんな感じ。B級どころかZ級臭がプンプン。というのも、主役トニーを演じたのが、ジョルジオ。しかも監督・脚本・制作と彼色が満載の映画。なんでもその昔(80年代後半)に、あのモータウンからデビューした男なのだ!と書くと、滅茶苦茶正統派男性R&Bシンガーなイメージを持ってしまうかもだけど、ぜーんぜん違うからね!なんていうか、その頃のモータウンは迷走していたんだろうね。ジョルジオはもうプリンスのコピー中のコピー。ミネアポリス出身じゃないくせに、プリンスと同じミネアポリス出身と言っていた程。そんな偽コピー品は淘汰されて当然ですがな。そういえば、この前丁度「Purple Rain / プリンス/パープル・レイン (1984)」がテレビで再放送してたっけ。何度見ても最高だよね、あの映画。ま、とりあえずコピー君のミュージックビデオ見てみる?

80年代はいい時代でしたよー。今じゃ無理だね。まあでも音楽業界の悪ーーーい所は見れた。それは一杯詰まっている!!悪ーーーい女ヴィヴァという女性を演じた人も悪くていい。おっぱいはビックリする位小さいけれど、思いっきりが良くて悪女だった!しかもアホぽくて最高だ。トニーの憧れがMs. Toi。ラッパー。うーん。そして顔とか風貌は全然似ていないけれど、シュグ・ナイトがモデルぽいマックスは、昔にあの名作「CB4 / CB4 (1993)」でチャーリー・マーフィの左腕で小さなマイクみたいな機械を喉に当てて話す男40ドッグを演じていたタイ・ジョーンズが演じている。懐かしいね。相変わらず。

って書いていて思い出したけど、「CB4」と丸被りじゃないか!「CB4」の悪い類似品!

最後の銃撃戦とかラストのラストとか、やっぱり素人なんだよね。雑。あれで何を思え?と??という結末が無いラスト。トニーの妹だか姉だかが決着つけちゃうのは、違うよねーと。ジャンキーなんだから、クスリのODで死ぬのがベスト!

ちなみにクーリオは、マックスのお抱えプロデューサー役。最近はSyfyチャンネルのTV映画で頑張ってるよね、クーリオ。というか、「ペイン&ゲイン」のクーリオが最高にカッコいい!出てないけど。

感想やあらすじはこちら

(2.5点/5点満点中:3/29/14:DVDにて鑑賞)