Cast >> Taylor Lautner (Nathan), Sigourney Weaver (Dr. Bennett), Lily Collins (Karen), Alfred Molina (Frank Burton), Aunjanue Ellis (Francheska), Denzel Whitaker (Gilly) ...
Director >> John Singleton
Writer >> Shawn Christensen, Jeffrey Nachmanoff
Producer >> Doug Davison, Ellen Goldsmith-Vein, Dan Lautner, Roy Lee, Lee Stollman
Genre >> Thriller
Country >> USA
総合ポイント >> 3.5/5点満点
Contents >> 3 Performance >> 4 Direct >> 4 Music >> 3
Twilight action
ネイサン・パーカー(テイラー・ロートナー)は、両親にも恵まれたティーンエイジャーだった。しかしたまに夢を見る事が原因で、現実の社会に生きていないような感覚を持っていて、精神科医(シガニー・ウィーバー)にも世話になっていた。しかし他は普通の高校生で、幼馴染のカレン(リリー・コリンズ)にも上手く話せない位のシャイな男の子だった。このカレンと学校のプロジェクトで行方不明の子供達を調査していると、ネイサンにそっくりな少年の写真があった。年齢も一致し、その写真の男の子が来ているシャツを自宅で見つけたのだった...
「ボーイズン・ザ・フッド」でアカデミー監督賞に最年少でノミネートされセンセーショナルなデビューを飾ったジョン・シングルトン監督のスリラー作品。残念ながら最近のジョン・シングルトン監督はヒット作にも佳作にも恵まれていないように思う。やはり自分と関連していた初期の3部作が最高である。この作品もそこそこ楽しめるにしても、初期の3部作と比べたら物足りなさを感じる。しかし、監督が「ボーイズン・ザ・フッド」でラッパーだったアイス・キューブの魅力を引き出したように、「トワイライト」で一躍ティーンの人気者になったテイラー・ロートナーの魅力を最大限に引き出しているのである。母性本能をくすぐらせるどこか影のある男の子。でもその男性に守られたいと思う、不思議な感覚。実際に武道に長けたテイラー・ロートナーなので、あのようなアクションで見せられたのだろう。
トワイライトのアイドルが出演するアクション映画としては、大正解。でもジョン・シングルトンが演出する映画としては平凡なのである。
(11/20/11:劇場にて鑑賞)