Cast >> John 'Ras Kidus' Cornelius (Rhino), Mark Danvers (Julius St. John), Beenie Man (Don Crown), Ninja Man (Gargon), Michael Taliferro (Biggs), Jimmy Cliff (Wise Man), Darrel Heath (Lorenzo), Anita Kopacz (Shawnette), Raphael Saadiq (Slick) ...
Director >> Desmond Gumbs
Writer >> Desmond Gumbs
Producer >> Susan Crank, Bentley Kyle Evans, Nile Evans, Trenten Gumbs
Genre >> Action
Country >> Jamaica
総合ポイント >> 3/5点満点
Contents >> 3 Performance >> 3 Direct >> 3 Music >> 3
Jamaicans in the Hood
ビックス(マイケル・タリフェロ)は、ロサンジェルスで表は音楽プロデューサーとして活動し、裏ではギャングのボスで多くの手下を使っていた。今度は麻薬取引で、ジャマイカのギャングと手を組もうとしていた。そしてLAのビックスの元まで麻薬を運ぶ役に選ばれたのが、レゲエ歌手として成功する事を夢見るジュリアス(マーク・ダンバーズ)だった。麻薬を持っていく代わりに、パスポートとLAまでのチケットを約束され、ジュリアスはLAに向かった。しかし仕事で中々稼げず、結局ビックスの手下となるが...
ジャマイカのギャングとロサンジェルスのギャングのクライム映画。悪はどこでも一緒である。場所が変わり、言葉が変わっても、悪は悪。同じである。アメリカならラッパーを目指す若者が、悪い者達に搾取されて使われれば、ジャマイカではレゲエ歌手になりたい若者が搾取される。そしてアメリカではこの手の映画にラッパーが出演する代わりに、この映画ではレゲエミュージシャンが参加している。昔からジャマイカの映画はレゲエ歌手が演じる事が多かったので、そのルーツに沿ってはいるが、主役のジュリアスを演じた俳優は俳優が本業。今後、ジャマイカの映画産業も発展すれば、もっと面白くなる可能性は秘めていると感じた。
内容は、アメリカで90年代に多産されたクライム映画となんら変わりはない。流れる音楽が、ラップかレゲエか...
(3/4/11:DVDにて鑑賞)