あちゃー、見てから1週間以上経ってしまいました。記憶が薄っすらだわ。溜まって来てるし。
シドニー・ポワチエの娘のシドニー・タミア・ポワチエと、コメディアンのウェイン・ブラディが主演のラブロマンスコメディ。シドニー・タミアちゃんはあんまりちゃんと見た事がなかったのだけど、可愛いっすね。お嬢様・お姫様で育てられた感じがスクリーンからも溢れ出てました。その反対が相手役のウェイン・ブラディね。どう考えてもどう見ても2枚目では決してない!のだけど、才能で魅力的に見せてましたねー。いちよう設定としては、ウェイン・ブラディ演じたルイスはロサンジェルスでバリバリに働く宇宙一の男前でモテモテの独身男。ぷぎゃ。その設定がコメディなんじゃないかと思ったんですが、意外といける口。ウェイン・ブラディは不思議な魅力を持ってますねー。まあ、未だに「シャペル・ショー」でみせたあのコントが忘れられませんけどね。でもこれが50年代とか60年代の映画だったら、それこそシドニー・ポワチエが主役なんじゃないでしょうか?ハンサム俳優の代表格ですから。正統派。でもそんな正統派ハンサムじゃないウェイン・ブラディがこの役を演じたのも面白いですね。才能は半端ないですからね。歌も歌えてアルバムまで出してるし。
- アーティスト: Wayne Brady
- 出版社/メーカー: Peak Records
- 発売日: 2008/09/16
- メディア: CD
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まあロマンチックコメディなので、ラストはもう100%想像通りなんですけど、中々爽やかで見れてしまいました。面白いとか最高にいい映画だ!とは思いませんけどね。でも最後は気分良く見れて、中々の爽快感がありました。やっぱりそうだよねーと。この安心感がロマンチックコメディの良い所であり、悪い所でもあるのかもしれません。でもこの映画は時たま良い感じでその安定を覆す捻じ曲がった設定もあったりするのが中々良いです。「え?意外ー」な所もありましたね。
でもこの映画の良さはイリアナ・ダグラスかなー。上手さが光ります。こういう上手い人が脇で出演していると、ラブコメはすっきりとしまります。後はエリカ・ギンブルね。私が大好きな「フェーム」のTV版のココ役。ここでもガツガツしてるわ。いい姉御的な所を見せてたりする。「コスビー・ショー」のセオ役のマルコム=ジャマール・ワーナーとか「フレッシュプリンス・オブ・ベル・エア」のタチアナ・アリなんかも出ていて、TVファンには嬉しいかもしれないですね。
最近、恋愛が足りない!なんて人におススメ。最後がスッキリですよ。最近にしては珍しいくらい爽やか!
(4点/5点満点中:DVDにてリストアップしながら鑑賞)