Cast >> Yaphet Kotto (Big Daddy Foxx), Kirk Calloway (Baby D), Thomas Carter (Player), Donn C. Harper (Tiny), Lynn Caridine (Jan-Jan), Patricia McCaskill (Shirl), Lynn Harris (Sweet Potato), Rudy Ray Moore (Glitterin' Goldie), Rosalind Cash (Sweet Mama), Randy Brooks (Win), Debbi Morgan (Vi) ...
Director >> Arthur Marks
Writer >> Odie Hawkins (story), Charles Johnson
Producer >> Arthur Marks, Robert E. Schultz
総合ポイント >> 3.75/5点満点
Contents >> 4 Performance >> 4 Direct >> 3 Music >> 4
Burn that Jive TURKEY!
ウィン(ランディ・ブルックス)はミュージシャン目指すドラマーだったが、遠征したツアーでマネジャーにお金を騙された。久々に故郷のシカゴに戻ったが、迎えに来た悪友のプレイヤー(トーマス・カーター)とティニー(ドン・ハーパー)の2人によると、連絡の行き違いでGFのヴィ(デビー・モーガン)は新しい彼氏を見つけたと言う。さらには、腹違いの弟は町のペテン師ビック・ダディ・フォックス(ヤフェット・コットー)の元で働いているという。更に町は鉄道開発の為に取り壊される事が決まり、ウィンが休む日はなかった...
物語はキャラクターの顔と名前が一致するようになってから、急に面白くなる。町を取り戻すためにみんなが立ち上がる所とか、ウィンとヴィの恋の縺れとか、見ごたえは十分。更には、ルディ・レイ・ムーアが登場して良い感じで物語を掻き乱す。けれど、ジャイブ・ターキーと呼ばれた黒人話し言葉がやたらと不自然に多すぎる。更には主人公がペテン師だったりと、ブラックスエクスプロイテーションを量産していた「アメリカン・インターナショナル・ピクチャーズ(略してAIP)」製作の悪さが露出してしまっている。当時流行した青春映画とアンチヒーローという物語を足したようにも思える。
それでも、ウィンとヴィの恋物語とラストはほのぼのしていて暖かいので、不思議と時間を忘れて見れてしまう作品。
(3/24/07:DVDにて観賞)