主役のディオン・リッチモンドは、もうちょっと有名になると思って期待していたんだけどね... ビル・コスビーの「コスビー・ショー」で、ルディの小さなボーイフレンド役で、ユーモアあって可愛い男の子だった。共演者のドナルド・ファイゾンとか、ガイ・トリーとか、アンソニー・アンダーソンの方が有名になっちゃいましたね。でも、この前ディオンを見つけた。「Teachers」という番組のCM。先生役らしい。成長したなー。
ディオン・リッチモンドにぴったりな役。デイドリームな男の子。ブラックムービーには珍しく「プロム」がテーマ。彼がプロムに出かける姿が、超情け無いけれど、超チャーミング。何度見ても、同じ場面で笑ってしまう。男の子なら、あれ位逞しく育って欲しい!
この映画の監督デビット・レイナーは、この後に「Whatever It Takes/学園天国」っていう、シェーン・ウエストとかジェームス・フランコが主演の、これまたプロムがテーマの映画撮ってましたね。たしか、ニック・キャノンもチョイ役で出てた筈。もっとこの手の映画を作ってくれたらいいのに。
(4.5点/5点満点中)asin:B00005N780