ウエスタンは苦手なんですよ。ウエスタンとホラー映画はどうも苦手。でもまだウエスタンの方が全然見れますけどね。ホラーは絶対にダメ。心弱いから。夜寝れないもん。
という訳で、ホラーは諦め..というか無理、なのでウエスタンは克服しようかと... 実はうちのオヤジさんが好きなジャンルで、物凄く詳しいんです。悔しいの。
という訳で、ビル・コスビーが主演のウエスタンです。
このウエスタン、昔からのウエスタンらしい物語に、人種差別問題をさらりと持ってきます。だからと言って、一方の人種を責めるだけでもなく、とっても興味深いかと思います。主役のビル・コスビーとその息子を脅かすのが、同じ黒人だったりもします。
後、アメリカの黒人が周りに居る人は、たまに「ネイティブの血が混ざっている」という話しを聞くと思います。ネイティブと黒人の繋がり、ちょっとだけ見れるんですが、それはもっと見たかったかなーとも思います。そこの部分だけは真剣じゃなく、少しコミカルに描かれていたのが残念。
リー・クリスマスという役を演じたダグラス・ターナー・ワードが素晴らしいです。彼は、ロバート・フックスと共にデンゼル・ワシントンやサミュエル・L・ジャクソンを輩出したあの「ニグロ・アッセンブル劇団」を創設した共同創設者。
音楽がクインシー・ジョーンズが担当しているのですが、ウエスタン調の曲にファンクなクネっとした音が入るのが面白かった。
ウエスタンは克服できそう。
感想はこちら。
(4.5点/5点満点中:DVDにて鑑賞)