history of Black people in the South, history of Black people in America …of our slave ancestors, it’s all buried everywhere out here.

ニューヨーカー誌が記事にした実話をゆるーく映画化した作品。緩くではあるが、実名であり結果は実話。コーヒー界の宇宙人トミー・リー・ジョーンズとジェイミー・フォックスの共演。賞レースのためにアメリカでは限定劇場公開。その後にアマゾンプライム配信。本作に出演しているジェイミー・フォックスの友人の1人であるダシャーン・ハリスが他界。遺作となった。
地元で小さな葬儀会社を経営していたジェレマイア・ジョセフ・オキーフ(トミー・リー・ジョーンズ)。いつからか経営が傾き始めており、カナダの大企業ローウェンに狙われていた。そこでオキーフは企業買収に詳しい弁護士ではなく、テレビCMを流したりしている派手な事故専門の弁護士ウィリー・E・グレイ(ジェイミー・フォックス)に依頼する。一見ではいびつに見える2人で大企業に挑むが一筋縄ではいかず...
ジェイミー・フォックスの口八丁手八丁な稀代の才能が生かされた作品。胡散臭くなりやすい派手な弁護士を絶妙なバランスで演じていた。いや、胡散臭さはあるが、それが丁度いいのも、ドラマの部分の巧さが光るからであろう。トミー・リー・ジョーンズの南部出身ながらのリベラル感も良い。そしてママドゥ・アティエの若き見習いの成長も印象に残る。流れる音楽も馴染みがあるものばかりで、しかも良いタイミングで意味をもって流れるのも心地よかった。これが事実というのが何ともスッキリ爽快。事実とドラマと才能が見事に融合された物語で実に心地いい。
(5点/5点満点中)