ウェイアンズ家のお兄ちゃんキーネン・アイボリー・ウェイアンズが制作していた90年代の人気コント番組「イン・リヴィング・カラー」。今でもBETやMTV等で再放送され、高い人気を誇っている。そのイン・リヴィング・カラーをまた制作すると言う!1990年4月に始まったこの番組は、1994年に終了しているが、1993年にはエミー賞を受賞している。この番組からは、キーネン、デーモン、キム、ショーン(SW1)、マーロンのウェイアンズ家族のみならず、ジェイミー・フォックスやデビット・アラン・グリア、トミー・デビットソン、そしてジム・キャリーがスターとして羽ばたいた。そしてダンサーのフライ・ガールズとして参加していたのがジェニファー・ロペスと、キャリー・アン・イナバ。
今回はフォックス社の25周年を記念して、2回に分けて1時間スペシャルで放送する予定。しかし今回はオリジナルキャストではなく、全く新しいキャストで放送するとの事。そのキャストは明らかになっていない。しかしキーネン・アイボリー・ウェイアンズ は制作として参加する。
Fox To Reboot ‘In Living Color’ With Keenen Ivory Wayans; 2 Specials Set For Midseason
このニュースには驚き。というのも、「イン・リヴィング・カラー」が終了したのは、キーネンとフォックス社の確執があったから。3シーズンが終わった頃に、制作についてフォックス社側とキーネンが対立。それに怒ったデーモンが早々に4シーズンからレギュラーを離れた(映画で成功したのもあるが)。そしてキーネンも4シーズン途中から出演しなくなった。マーロンに至っては、4シーズンから参加したのに途中で居なくなっている。5シーズンは完全にウェイアンズ家族が撤退し、「イン・リヴィング・カラー」は5シーズンで終了している。フォックス社とはかなりの確執があったのです。本当に驚き。しかしデーモンの出ない「ILC」はあんまり魅力的じゃないかなー。ジェイミー・フォックスも頑張っていたけど、やっぱり「ILC」はデーモンあっての「ILC」だったと思うし。贔屓目なしで、真面目に。