"No son of mine is gonna play any foos-ball"

お久しぶりです。という挨拶とともに毎回始まる気がする。本当にいつも書こうとは思っているのだが、この今使っているパソコンを開くことがない程に忙しいのです。そして、久々なのに映画の話題でもないという... 申し訳ないです。このブログを読んでくれる映画好きの人でも分かってもらえるように分かりやすくアメリカンフットボールを熱く語りたいと思います。何せ今週末はスーパーボウルですから。大好きなんです、アメフト!!
スーパーボウルとは
ナショナル・フットボール・リーグ、通称NFLと言われるアメリカン・フットボール。日本では、アメフトと呼ばれてますね。アメリカではリーグを指す時はNFL、競技そのものを指す時はフットボールと呼ばれている。アメリカ人に「日本人はサッカーって言ってくれるよね、アメリカ以外ではフットボールと言えばサッカーの事になってしまう」と言われて、そういえばそうだなと思った事がある。サッカーとは全然違うし、どちらかというとラグビーに近いのになぜフットボールというかは謎。NFLにはナショナル・フットボール・カンファレンスとアメリカン・フットボール・カンファレンスがあり、その両優勝チームの頂上決戦がスーパーボウル。日本でもNFLやアメフトに詳しくない人でも、「スーパーボウルだけは見る」という人が多い。音楽ファンにとっては、ハーフタイム中のパフォーマンスが誰になるのかは気になるし、何よりも楽しみな人が多い。ちなみに今年LIX(第59回。NFLでは毎回ローマ数字)のハーフタイムショーはケンドリック・ラマー(SZAがゲスト)、国歌斉唱はジョン・バティステ。アーティスト側にとって、スーパーボウルのハーフタイムをやったとなると箔がつく。毎年の視聴率がその年の視聴率のトップとなるアメリカ最大のイベント。それだけあって、その放送時に流れるコマーシャルには企業側も力を入れるので話題になる。私はアメリカで長年主婦をやってきたので、お茶の間感覚で感じるのはスーパーとか量販店もこの時期はスーパーボウル一色になって、放送時に家族が集まって摘まめるスナック菓子や飲料水などが一年で一番安くなる。そして放送に合わせてテレビの画面もより大きくしようとテレビも安くなる。経済効果は半端ないスポーツイベントである。
そして今年は前代未聞の3連覇を狙うカンザスシティ・チーフスとフィラデルフィア・イーグルス。一昨年?その前?位と同じカードで、イーグルスはリベンジを掛けた戦い。
と、ここまではだれもが書ける普通の説明です。私が書きたいのはここから。
ロール・タイド!
私はアメフトと言っても、所謂NFLに特に好きなチームはいない。が、毎週見ている。というのも、私が好きなのは大学NCAAのアラバマ大フットボールチームが大好きなのです。その名の通り、アラバマ州にある歴史ある大学で、デンゼル・ワシントン出演『クリムゾン・タイド』はこのチームの愛称からタイトルに。なんと16回も全国優勝している強豪中の強豪。かつてはベア・ブライアントという名将の下で6回の優勝、その後に落ち込んだりもしたが、2007年から就任したこれまた名将ニック・セイバン(写真左)の下で6回優勝。そのニック・セイバンは一昨年シーズンを最後に引退を発表している。そのようなチームなのでもちろんNFLに選手を沢山輩出しており、正式な数は覚えていないが、多分今年シーズンもその数は1位だった気がする。なので、私は旅立った選手が毎週活躍しているか毎週見ている感じです。やっぱりアラバマ大選手が多いデトロイト・ライオンズ、ヒューストン・テキサンズ(ここはヘッドコーチもアラバマ大!)、マイアミ・ドルフィンズ、ピッツバーグ・スティーラーズ、ワシントン・フットボール、そしてフィラデルフィア・イーグルスとか気にしてますが、他のチームのアラバマ大選手も気になって見ている。毎回書くんだけど、アラバマ大の寮母の気持ちでNFLは見ている。
前後しちゃったけれど、そうイーグルス。今年のスーパーボウル出場チーム。イーグルスのクォーターバック(投げる人)がジャレン・ハーツ(写真右)。アラバマ大出身。なのだが、オクラホマ大に4年の時にトランスファー(転入)した。ここで詳細を書かねばならない。NFLは3年でドラフト宣言出来てプロ入りができる。ジャレン・ハーツ2年の時、スターターのクォーターバックとして、アラバマ大をナショナルチャンピオンシップまで導いた。しかしその試合でジャレン・ハーツは精彩を欠きチームは追う展開。そこで名将ニック・セイバンは大きな勝負に出た。後半から1年のトゥア・タゴヴァイロア(後にマイアミ・ドルフィンズ)をジャレン・ハーツから変えて導入。いきなりインターセプト(相手にボールを取られる)されるがその後に落ち着いてミラクル連発。同点に追いつき、オーバータイム(延長戦)でトゥアが投げたボールをワイドレシーバー(ボールを受ける)ディヴォンタ・スミスがエンドゾーン近くでキャッチ、そのまま走り込み、タッチダウン(6得点)で試合終了でアラバマ大の優勝。アラバマ大ファンの私にとっては伝説的な試合。で、その次の年からジャレン・ハーツはスターターを逃した。普通ならここで落ち込み、すぐにトランスファーした事と思う。だが彼はバックアップとして怪我の多いトゥアを1年間支えた。ニック・セイバンとの相談で、ジャレンは自分にとって良いであろうオクラホマ大に最後の年となる4年時に移籍。そこで成果を残し、NFLドラフト宣言。ドラフト前には、バックアップとしてNFLで辛うじて生き延びるだのなんだの言われていたが、2巡目でフィラデルフィア・イーグルスから指名。バックアップとしてチームにいたが、スターターのクォーターバックが怪我や不調で出番が回ってきて、ジャレンはチームを勝利に導く活躍で遂にはスターター選手として活躍するようになり、3年目でスーパーボウルに出場するまでになったが、カンザスシティ・チーフスに敗れた。という訳で今年はそのリベンジを掛けた試合なのです。説明長くなりましたけれど、そういう歴史がジャレン・ハーツにはある。もちろん私はジャレン・ハーツをアラバマ大選手として今でも応援しているのだが、家族には「いやオクラホマ大だから」と言われる。一応なんですけどジャレン・ハーツはアラバマ大で学士号取っているんですよ。オクラホマ大で修士号取っているんですけど。私は、このジャレン・ハーツとトゥア・タゴヴァイロアの物語を『Safety / セイフティ ~最高の兄弟 (2020)』みたいなディズニー映画じゃなくて、『Any Given Sunday / エニイ・ギブン・サンデー (1999)』のような硬派な映画にしたい野望がある(スポンサー募集中)。
という訳で努力と忍耐の人ジャレン・ハーツ率いるフィラデルフィア・イーグルス。そこにはジャレンが苦汁を嘗めたチャンピオンシップでトゥアのボールを奇跡的キャッチをしたディヴォンタ・スミスもいる。それだけでなく、2020年の優勝の立役者オフェンシブガード(自身のクォーターバック守る人)のランドン・ディカーソン、同じくオフェンシブガードのタイラー・スティーン、コーナーバック(守備最後の砦)のイーライ・リックス、ディフェンス(相手オフェンシブガードを潰してクォーターバックを脅かす人)でいつも良いタックルしていたバイロン・ヤング、そしていつも良い所でキャッチしてくれたタイトエンド(オフェンシブガードとワイドレシーバーのハイブリッド)のキャメロン・ラトゥもイーグルスにいる。対してカンザスシティ・チーフスにはアラバマ大ゼロ。なのでアラバマ大寮母の私は、完全にイーグルス寄りなのでありますが、私が応援すると負ける気がしてならない。ごめんなさい(先に謝っておく)。3連覇はもういいかなーと。
それにしても、デトロイト・ライオンズがあの段階で負けたのが未だにショックで信じられない。ライオンズって、『Beverly Hills Cop / ビバリー・ヒルズ・コップ (1984)』公開年にはすごく調子良くていい結果を残していたのに(『2』だけ除く)。あの最後の試合以外は無敵ぽかったのに突然... なのでエディ・マーフィは毎年ビバヒル作るべし!
ちなみに私は自称NFLプレイヤー出演コマーシャル批評家でもあります。元・現役NFLプレイヤーが出演するコマーシャルをただただ批評する。家族に言うとちゃんと納得してくれたりします。需要あるかなー。
今年のスーパーボウル前でイーグルスについてこれだけ書いたのに、セイクオン・バークリーに一切触れないのも私だけでしょう... それよりデレク・ヘンリーについて書こうか? ヘンリーなら伝説いっぱい書けるよー。私が一番好きなランニングバック(ボール持って走る人)というポジションだし。ふふふ。今年のMVPはジョシュ・アレン(バッファロー・ビルズ所属のクォーターバックで、女優ヘイリー・スタインフェルドの婚約者)だったけれど、彼も凄かったけれど、あれはオフェンシブラインが最高だったよね。ビルズのオフェンシブラインがアラバマ大だったら、今年アラバマ優勝出来たわ!羨ましい。ただただ羨ましい。
結果はどうなるにせよ、ロールタイド!!(アラバマ大の応援チャント)アラバマ大でもっと書きたかったー。ああああああぁあああぁぁ楽しみ!
#RollTide