『Race / 栄光のランナー/1936ベルリン (2016)』を見に行った時にこの映画の予告編が流れて、何かピーンと感じた作品。やっとDVD化されて観た。
@LeratoAnzjp: でね、今日の映画館で見た予告なんだけど、これ絶対に面白い!筈!!!アイルランドが舞台。いけてない男の子が女の子の為にデュランデュランとかA-Haとかマネして頑張ろうとする青春映画!予告だけでもうヤバい!Sing Street - URL
私があの時何かピーンと感じた予感は的中で、最高に好きなタイプの青春映画でした。こういう風に主人公がめっちゃ頑張るタイプの青春映画大好き。始まりは女の子をゲットしたいという下心から始めた音楽が、自分の表現方法となった事を理解していき、強くなる主人公。最高に魅力的だったよ!お兄ちゃんも素敵。私自身も洋楽好きな兄の影響で小さい頃から洋楽に目覚めたタイプなので、自分を重ねちゃう。2人でイギリスのミュージックビデオ番組楽しみにしているシーンとか分かるわー。うちは神奈川テレビのファンキートマトでしたけど。友達のキャラとかも良かった。ダレン役の子は、訛りが凄くて何言っているかさっぱり分からなかった!けど、あの子、良いキャラだよね。イーモン役の子は、映画では滅茶苦茶ダサいけど、実際に演じた子はメッチャカッコいいという凄いギャップを特典映像で知れた。相手役の女の子もメークや髪型でだいぶイメージが様々に変わるのも良かったし、何しろ可愛い!やっぱり黒人も入れないと!と入るのも面白い。イジメっ子が...あれは大人で最高でした。そして私の青春時代である80年代の音楽たち... これはもう!というか、私的には青春時代の『小さな恋のメロディ』を思い出しちゃうな。ラストといい... でも『僕らのミライへ逆回転』的でもある。作る方の楽しさをも描いていて、何か嫉妬しちゃう。っていうか、私が彼らの頃にU2にハマっていてファンクラブに入った程だったんですが、意外とU2が出てこない...特典映像で監督が「俺はU2にはなれなかった」と言っていた位。そのU2のボノがこの映画の主人公のバンドを「あの頃の俺たちよりも上手い」とコメントしていたけれど、「リドル・オブ・ア・モデル」の曲好き。(4.75点/5点満点中)
映画『シング・ストリート 未来へのうた』公式サイト