Checkerboard / 太陽のはらわた (1959) 1478本目
1959年にフランスで制作された人種差別を描く作品。なのだけど、この作品と↓の作品共にフランス人のクロード・ベルナール=オーベール監督作品。しかし私もこの監督の名前を今回知ったので、有名で名を遺した監督ではない。この監督は、戦争経験があるようなので、後に戦争映画監督となり、なぜかその後にアダルト映画監督になっているらしい。面白い経歴の監督ですね。まあその監督の若い頃の作品。アフリカの架空の街が舞台。シカダと呼ばれるその街は、白人と黒人が住んでいた。そこで戦争経験のある若い白人の男が、黒人女性に惹かれていく。自分自身も葛藤しながらも、気持ちを抑える事が出来なかった。2人が一緒に踊った事で、街の若い白人連中が怒る。それを機に、その連中が主人公や他の黒人男性たちに嫌がらせを始め、主人公が袋叩きに遭ってしまう。その父親が黒人にやられたものだと思って、街の人々が暴動化し、白人vs黒人となる。と、私分かりやすくまとめて書きましたけど、実際に映画見ると「はぁ?」ってなりますよ。良く分からない描写が多すぎる!物語がとにかくあっちにいったりこっちにいったり。主人公も突然Nワードを言い出したり、いきなり戦争での事を語ったり... お父さん、突然谷に居たり遭難したり... でも最後は痛快だったり、意外とちゃんとしたメッセージがあったり。摩訶不思議なんですよ、とにかく!(3点)
Checkerboard / 太陽のはらわた (1959)