Neo Ned / 日本未公開 (2005)
Cast >> Jeremy Renner (Ned Nelson), Gabrielle Union (Rachael), Sally Kirkland (Shelly Nelson), Cary Elwes (Dr. Magnuson), Eddie Kaye Thomas (Joey), Ethan Suplee (Orderly Johnny) ...
Director >> Van Fischer
Writer >> Tim Boughn
Producer >> David E. Allen, Mark Borman, Valerie McCaffrey
Genre >> Romance
総合ポイント 4.75点/5点満点中
内容 >> 5 演技 >> 5 演出 >> 5 音楽 >> 4
"Heart of Gold"
ネッド(ジェレミー・レナー)は、小さい頃に父親が逮捕され去り、そして母親とも離されて里親で育った結果、いつも家族を欲していた。だからホワイトパワーのブラザーフッドに入った。そして今は、黒人男性を踏みつけて殺した罪で、精神病院に収監されていた。そこに新しく入ってきたのがレイチェル(ガブリエル・ユニオン)だった。彼女は黒人女性でありながら、ドイツ語を操り、そしてヒトラーの生まれ変わりだと主張し、入ってきたのだ。はじめはそんなレイチェルを面白がりからかうネッドだったが、次第に心を開いていくが...
屈折し過ぎている恋愛映画。ネオナチの男が黒人でヒトラーの生まれ変わりと恋に落ちてしまう。そんなストーリーなのに、いやそんなストーリーだからか、一筋縄はいかない恋愛模様に、逆に心動かされてしまう、不思議な恋愛映画だ。バカというか、アホで一直線なネッドを演じたジェレミー・レナーが最高に魅力的で、必ずや観客の心を鷲づかみにしてしまう。色んな伏線も綺麗に回収されている物語もやっぱり魅力的。
この映画がいまいち知られていない事に悲観してしまう。このとんでもないストーリーは必ず観客を魅了させてしまう。ジェレミー・レナーの魅力と共に!
(11/4/14:DVDにて鑑賞)