A Man Apart / ブルドッグ (2003)
Cast >> Vin Diesel (Sean Vetter), Larenz Tate (Demetrius Hicks), Timothy Olyphant (Hollywood Jack), Geno Silva (Memo Lucero) ...
Director >> F. Gary Gray
Writer >> Christian Gudegast, Paul Scheuring
Producer >> Michael De Luca, Vin Diesel, F. Gary Gray
Genre >> Action
総合ポイント 3.75点/5点満点中
内容 >> 4 演技 >> 4 演出 >> 4 音楽 >> 3
"If I wanted you dead, you would be"
麻薬捜査官(DEA)のショーン(ヴィン・ディーゼル)は、麻薬カーテルの大物メモ・ルセロ(ジーノ・シルヴァ)を7年間捜し求めた末にようやく捕まえる事が出来た。しかしルセロは「後悔する事になるぞ」と、ショーンに言い残す。そして何者かがショーンの家にやってきて、銃撃戦となった。ショーンにも当たったが、妻はそれにより亡くなった。襲ってきた男は「ディアブロに手を出すからだ」という言葉を残して死んだ。ディアブロという名の男を捜すショーンと相棒で昔からの仲間であるヒックス(ラレンゾ・テイト)。刑務所に居るルセロからの情報もあり、ハリウッド・ジャックという男がディアブロまでつなげてくれそうだと近寄るが...
ヴィン・ディーゼルらしい男臭い麻薬捜査官物語。妻殺しの復讐と、昔から警察タイプじゃなくて、本当は悪い方だったけど更生して法側に立つ男。またそういう役がよく似合う!台詞回しは決して上手くはないけれど、「昔は悪でした」という雰囲気を出すのが格別に上手い俳優だ。そしてラレンズ・テイトも「メナス・II・ソサエティ」のOドッグほどじゃないが、あの役を彷彿とさせるというか、あのOドッグが更生したら?と思わせる役を演じていたのが面白かった。その2人が今でも頼りにしているのが、ギャングのビック・セクシー(ジョージ・シャーパーソン)。3人の忠誠心が良い。
確かにありがちでな麻薬捜査官映画ではあるが、ヴィン・ディーゼルらしいヴィン・ディーゼル正統派アクション映画。
(6/1/14:DVDにて鑑賞)