Cast >> Queen Latifah (M'Lynn), Alfre Woodard (Ouiser), Phylicia Rashad (Clairee), Jill Scott (Truvy), Condola Rashad (Shelby), Adepero Oduye (Annelle), Lance Gross (Sammy), Michael Beasley (Spud) ...
Director >> Kenny Leon
Writer >> Robert Harling (play), Sally Robinson
Producer >> Neil Meron, Queen Latifah, ShakimCompere, Shelby Stone, Craig Zadan
Genre >> Drama
総合ポイント 4点/5点満点中
内容 >> 4 演技 >> 4 演出 >> 4 音楽 >> 4
"Men are supposed to be made out of steel or something"
年頃のシェルビー(コンドラ・ラシャド)は結婚式を明日に控えていたが、結婚後に仕事や子供の事でフィアンセのジャクソン(トニー・キトルズ)と喧嘩してしまった。しかし結婚式の朝にはちゃんと仲直りした。近くで美容院を経営しているトルービィ(ジル・スコット)の元に町の新顔アネル(アディペアオ・オデュイエ)がやってきて、仕事を貰った。トルービィの元にはシェルビーと、その母のマリン(クイーン・ラティファ)、友人で元市長の妻クレリー(フィリシア・ラシャド)、そして隣人で口やかましいウィザー(アルフレ・ウッダード)がやってきて、結婚式に備えていた。
元々は舞台、そして1989年に制作された映画「マグノリアの花たち」の黒人版リメイク。台詞や設定をちょっと変えただけで、ほぼ全く一緒という珍しいパターンのリメイク。オリジナルの面白さをそのままに少しだけコンパクトにまとめている為、非常に見やすいし分かりやすい。オリジナルで分かりにくかったトルービィとスパッドの夫婦の関係は、こちらでは非常に分かりやすく設定している。ただそれによって、トルーヴィを演じたジル・スコット十八番の被害者的なキャラクターになってしまったのは、若干残念ではある。そして元々舞台演出家のケニー・レオンが監督なので、オリジナル映画よりも、舞台ぽい作りで、密室が多くなっている。アルフレ・ウッダードの素晴らしさ、そしてアフェモ・オミラミのクレイジーで面白くて愛おしいお父さん役が印象に残る。
クイーン・ラティファの元々の強いイメージが原題の「鋼」のマグノリアたちをより一層に感じる事が出来た。オリジナルと同じ位面白くて、一部はオリジナルよりも面白い珍しいリメイク作品だ!
(5/28/13:DVDにて鑑賞)