去年の年末位だったかに見に行った映画で、見かけたこの映画の予告編。物凄く面白そうだったので、観て来ました。予想通りに無茶苦茶面白かったです。ゾンビと言えば、アメリカではTVシリーズ「The Walking Dead」が空前の大ヒット中。新しいシーズンもグラミー賞と日にちが一緒だったけど、記録的な視聴率だったとか?お陰でグラミーは余り視聴率良くなかったらしい。
正統派のゾンビ映画ファンはどう思うか分からないけれど、私には面白かった。ああいう屈折した恋愛ストーリーが好き。というか、ゾンビ版のロミオとジュリエットだよね。最後のジュリーの家の感じとか、全くもってロミオとジュリエットを意識している。ジュリーって名前もそうだよね。そして最後まで思い出せなかった名前、頭文字だけ「R」だって言ってたけど、Romeoかも?なんて世間では言われているけど、R君はロメオ顔じゃないよね。Ryanじゃねーって私は思った。ライアン顔だよね。なぜか多い名前なのに出てこなかったのが、もどかしい。もしかしたらRケリー系?
世紀末で、人々がゾンビになっている。赤いフーディが印象的な若い男もゾンビ。毎日、空港近くをふらついているだけ。名前は忘れてしまった。Rで始まる名前だったのは確か。親友はオッサンのM。二人の会話は成り立ちそうで、成り立っていない。なにせゾンビだから話せない。唸り声をあげるだけ。でもゾンビ同士だから何となく理解し合っている。二人はお腹空いたから他の仲間達と外に出かけた。そこで見つけたのが人間。彼等はゾンビと戦う最後の人間。若いペリーとジュリーとその仲間達。薬を調達する為に出かけた。人間の臭いがして、ゾンビ達は彼等に襲い掛かる。しかしジュリーの姿を見たRは、ジュリーに何かを感じ始める。そして気づかれないようにジュリーを救い、なぜかゾンビが蔓延る空港に連れて帰り、Rが住んでいる飛行機でジュリーを匿う。
ニコラス・ホルトが見事にゾンビだったね。顔つきがピッタリ。そして親友のMを演じたのが「Hot Tub Time Machine / オフロでGO!!!!! タイムマシンはジェット式 (2010)」でも良い感じだったロブ・コードリーね。しゃべれるようになってからの台詞が面白い。後はジェームス・フランコの弟も出てるね。彼も面白い作品に結構出てるよね。「21 Jump Street / 21ジャンプストリート (2012)」とかね。顔はお兄ちゃんに似てハンサムなのに、チョイ悪小役をやらせると良い感じだね!コリー・ハードリックトは、また軍人だね。「Battle: Los Angeles / 世界侵略:ロサンゼルス決戦 (2011)」と一緒。ジョン・マルコヴィッチはびっくり。
まあ一つだけ気になるのが、Rの過去。原作も前編が出たらしいので、そっちで知れるのかな?
まあ何にしても恋の為に戦う男はモテるね。ゾンビだろうが、心惹かれちゃう!DVDが出たらゲットするつもり!!何度も観たくなっちゃうような癖になるラブストーリーだね。
(4.75点/5点満点中:2/12/13:劇場にて鑑賞)