という事で観ました。まああちらの作品「ゼロ・ダーク・サーティ」と比べてしまうのは可哀想過ぎるのでしませんが、ご想像通り。あちらではオスカーにノミネートされるまでになったジェシカ・チャステインが主役でCIAのエージェントを演じておりますが、こちらではあのキャサリン・ロバートソンが演じております。ふふ、知ってるでしょ?「ビバリーヒルズ青春白書」のクレアよー。デビッド坊やと付き合ってたクレアよ。ほら、「Scary Movie 2 / 最‘新’絶叫計画 (2001)」にも出てたでしょ!可哀想なので比べませんが、想像つくでしょ?その通りよー。メガネとか使ってたけど、悲惨な位に優秀なエージェントには見えないわよ。
でも「ゼロ・ダーク・サーティ」では殆ど描かれていない、ネイビー・シールズの事をこちらは丁寧に描いているので、両方見ると面白い。でもその描き方がイマイチだけどね。シールズ内でも古株と新株が喧嘩になったりするけど、その後には...みたいな、感動が無理矢理演出されている。でも「ゼロ・ダーク・サーティ」で、ネイビー・シールズってやっぱりスゲー!って思ったけど、やはりそれの為のトレーニングが入念に行われていた事をこの映画で知った。しかし両方共に実際とは違うエラーが沢山あるみたいだけど...
なんとあのイグジビットがネイビー・シールズの一人。良きパパさんでもあります。うちの軍事オタクは、「イグジビットが良かった」とやたらと褒めていたわ。確かにこういう役が似合うのかもね。
オバマ大統領の実際の映像とかスピーチとか写真がふんだんに使われております。こっちの映画は多分共和党の人は苦手なんじゃないかしら?
まあ緊張感の煽り方とか、映画自体の魅力もあちらとは全然違いますね。やっぱりキャスリン・ビグローって凄いわ。同じ題材でも、どこをどういう風にすれば面白くなるか分かってるのが、ビグロー。
(3点/5点満点中:1/15/13:DVDにて鑑賞)