ウータン・クランのメソッドマンが出ているから、見ておこうか的に見たのですが、結果、ヒップホップな映画でした。メソッドマンほとんど出てこないけどね。たまたまBETの「106 and Park」見ていたら、主役のジョナ・ヒルとメソッドマンが出てきてプロモーションやってたんですよね。ジョナ・ヒル、良さそうな人だった。
と、ジョナ・ヒルがまだ太っていた頃の作品。かなり極度なニートを演じております。オープニングはカラー・ミー・バッドの「I Wanna Sex You Up」。このシーンも面白かった。台詞とか滅茶苦茶笑える。アッシーやメッシー君(死語)的に言えば、彼は何?まあ、女の子に良いように使われているのです。で、タイトルクレジットでは、スリック・リックの「Children's Story」が流れます。
最初はなんで??と思ったけれど、映画見終わってふと思い出せば、この曲はこの映画のナレーション的な役目を果たしていたんだなって分かります。で、ラストはビズ・マーキーの「Just a Friend」。
素晴らしいでしょ?他にもThe Pharcydeとかヒップホップが多いです。物語は、ジョナ・ヒル演じるニートな男が、たまたまベビーシッターする事になって、それを通じて彼も大人になり、子供達も成長していくという、普通のコメディ。ベビーシッターコメディではよくあるパターン。でも、意外とヒップホップなのですよ。インターレイシャルカップルなのに、さりげない。というか、なんであんなに可愛い子がジョナ・ヒル演じたノアに惚れていたのか不思議なんだけど、ちゃんと劇中に「面白そうだと思ってた」という台詞があって、謎は解決されている。この相手役だったカイリー・バンブリーが可愛い!!そしてメソッドマンの彼女役を演じたサミーラ・ワイリーがカッコいい!クラブのセキュリティだったソウルベイビーがカッコいいー!
(4点/5点満点中:3/27/12にDVDにて鑑賞)