戦う詩人、怒れるミュージシャンとでも言おうか...彼を一言では言い表す事が出来ないが、時代のメッセンジャーであったと思う。その彼が亡くなった。詳しくは私の心の姉であるSole姉のブログで愛のコメントを確認されたし。
私は映画のサウンドトラックの音楽家としてのギル・スコット・ヘロンを振り返りたい。
実は1977年の「The Baron / 日本未公開 (1977)」という映画のコンポーザーをブライアン・ジャクソンと共にやっている。アリスタからこのサントラが出ていたという話もあるが、見た事は無い。映画は「Super Fly / スーパーフライ (1972)」の脚本家フィリップ・フェンティが監督・脚本を担当した作品。若い情熱的な男が映画を作ろうと試行錯誤するが、ヤバイ連中にお金を借りてしまってトラブルに巻き込まれる話。さすがに何となく「スーパーフライ」には雰囲気が似ている。この映画の冒頭からギル・スコット・ヘロンとブライアン・ジャクソンの曲が使われている。曲名を調べようと、この映画を引っ張り出して確認したが、クレジットされてなかった。残念。ユーチューブでも探してみたら、全然出てこない。音楽が全然入ってませんが、映画のクリップはこちら↓。凄いシーンなのです。
ギル・スコット・ヘロンのファンならこの映画買うべし。ブライアン・ジャクソンと、ザ・ミッドナイト・バンドのバーネット・ウィリアムスが作ってます。歌詞から曲を探そうとしたけど、出てこなかったので、ここでの音源は発売されてないと思う。
IMDBで調べてみたら、「サタデー・ナイト・ライブ」ではリチャード・プライヤーがゲストだった時に音楽ゲストとして呼ばれていたらしい。奇跡的な組み合わせ。
ある意味レボリューションはテレビで放送されてたね。凄い。