「高慢と偏見とゾンビ」のセス・グレアム=スミスの話題の新作本「Abraham Lincoln Vampire Hunter」が去年の3月に発売された。エイブラハム・リンカーンは母親を吸血鬼によって殺され、その復讐で吸血鬼退治をするようになる。それと同時にミシシッピでの旅行中に奴隷売買を目の辺りにし、売人が吸血鬼で労働の為ではなく食べ物として奴隷を買っている事を知り、奴隷制度廃止は、吸血鬼達の終焉でもあると信じて奴隷制度廃止運動を開始。そして政治活動を始め、なんと16代アメリカ大統領にまでなった....という物語。この物語はすぐに映画化権利獲得のバトルが映画会社で繰り広げられた。映画も製作前から話題となっているが、その話題の作品に「The Hurt Locker / ハート・ロッカー (2008)」のアンソニー・マッキーが参加する事になった。マッキーはリンカーンの親友ベンジャミン・ウォーカーを演じる予定。またイギリス人俳優ドミニク・クーパーがリンカーンに吸血鬼退治を指導するヘンリー役をオファーされている。正式ではないが、ホアキン・フェニックスがリンカーン役にと話し合いがされているとの事。「デイ・ウォッチ」のティムール・ベクマンベトフが監督を担当する。
Anthony Mackie And Dominic Cooper Staking Out 'Abraham Lincoln: Vampire Hunter'