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For Colored Girls Who Have Considered Suicide When the Rainbow Is Enuf

タイラー・ペリーが人気の舞台「For Colored Girls Who Have Considered Suicide/When the Rainbow Is Enuf / 日本未公開 (1982)」を映画化し、オスカー戦線に間に合うようにと来年の公開から今年の11月の公開を決定したのが「For Colored Girls / 日本未公開 (2010)」。戯曲家ヌトザケ・シャンゲの処女作であり、数々の賞にも輝いている佳作。その映画化にあたり、タイラー・ペリーが演出に決定したニュースが伝えられてから様々な意見が当初から飛び交っていた。多くはタイラー・ペリーに批判的な意見が多い。
その中でもタイラー・ペリーとは「Precious: Based on the Novel Push by Sapphire / プレシャス (2009)」の宣伝を一緒に務め、個人的にも仲の良いオプラ・ウィンフリーが今回の事について発言した。オプラは「タイラー・ペリーには監督してもらいたくなかった。これは女性の物語であって男性のではないわ!特に彼の物語じゃないのよ」とご立腹。しかし、オプラと親友のゲイル・キングはラフカットの映画を既に見させてもらったようで、出来については支持しているとの事。

Even Oprah Didn't Want Him To Do It! Trailer Unveiled For Tyler Perry's 'Colored Girls' | Deadline

そしてその戯曲を書いたヌトザケ・シャンゲ本人はタイラー・ペリーの作品を「とっても良く出来てると思うわ。彼は私の言葉を沢山残してくれた。そこはとっても大好き」と語っている。

Ntozake Shange Has a New Work and a Reprise - The New York Times