Love for Sale / 日本未公開 (2008)
Cast >> Jackie Long (Trey), Jason Weaver (Vince), Mya (Keiley), Melyssa Ford (Katherine), Essence Atkins (Candace), Angell Conwell (Sida), Clifton Powell (Cinque), Big Daddy Kane ...
Director >> Russ Parr
Writer >> Russ Parr, Kelly Neilon, Charles Stewart Jr.
Producer >> David Eubanks, Eric Tomosunas ...
Genre >> Comedy
Country >> USA
総合ポイント >> 3.75/5点満点
Contents >> 3 Performance >> 4 Direct >> 4 Music >> 4
B-rated but fine work. You will like it.
トレイ(ジャッキー・ロング)はBBQ店で働き、店主の息子でトレイの幼馴染ヴィンス(ジェイソン・ウィーバー)と共に、主に配達を担当していた。ある日、大学のパーティに配達に行った時に、美しいケイリー(マイヤ)に出会った。しかしケイリーには長年交際しているフットボールの花形選手の恋人カールトンが居た。バイトのトレイに勝ち目は無かった。トレイは父亡き後、おじのマック(リチャード・ローソン)に育てられた。おじは父と共に始めた音楽スタジオを所有していたが、地元の若者達を助ける余り、スタジオ経営は悪化し、立ち退きを言い渡されていたのだった...
監督のラス・パーは上手い具合の映画をいつも作っているように思える。前作の「The Last Stand (2007)」もそうだった。最高の映画では決してないが、最悪でもないいい具合の映画である。キャスティングについても、いつもいい具合。超有名でないけれど、下手な人々じゃない心地よさ。そしてブラックムービーの典型的なラブコメディかと思えば、本気で笑ってしまうシーンが多い映画だ。物語もありきたりだけど、捨てがたい。本気でなく、肩に力が入ってなく、真剣に本人達が楽しい映画を作っているように感じた。脇の人々も中々いいキャラクターを作っていた。
観客側のこちらも本気で見ちゃいけない。肩の力を抜くと、自然に大笑いしている事に気がつく。バカだなーと思いつつ、好きなキャラがいつの間にか増えている。ラストも普通なんだけど、割りと爽やか。捨てがたいB級作品の佳作。
(5/19/10:DVDにて鑑賞)