夫が「The Spirit」を見たので、子供と2人でこの「Bedtime Stories / ベッドタイム・ストーリー (2008)」を見ました。本当は「The Curious Case of Benjamin Button / ベンジャミン・バトン 数奇な人生」のタラジ・P・ヘンソンを見たかったんだけど、2時間40分もある映画らしいので止めた。1位になっている「Marly & Me / マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと」とはちょっと苦手な感じだし、他のはもっと子供ぽいし... アダム・サンドラーなのでこの映画で譲歩した。前作の「Don't Mess With Zohan / エージェント・ゾーハン」より好きかも。ピーター・パン的アダム・サンドラー・ワールド全開。子供向けのディズニー映画なので、害無し。笑わせておいて、最後にちょっとウルりと来てハートウォーミングなコメディの王道でした。同じユダヤ系のベン・スティラー派とアダム・サンドラー派に分かれるかもしれないですね。リミット無しのおバカの王道を突き進むのがベン・スティラー、ハートウォーミングコメディの王道を突き進むのがアダム・サンドラーかな??何となく2人が切磋琢磨している感じで、同じ世代で2人が居るのはいいんじゃないかな?
アダム・サンドラーと言えば、サイドキックの友人役がいつも面白い。今回も最高。文字が読めず、生まれた時からゲーマーで睡眠パニック傷害をもつ友人でした。笑った。後は、You Can Do It男ことロブ・シュナイダーね。今回は今のアメリカを象徴した??ポジティブなメッセージになっていて笑った。ああいう感じで細かく続いているのが面白い。続いていると言えば、コートニー・コックスが「ロンゲスト・ヤード」ではサンドラーの彼女役だったのに、今回はお姉さん役になっていた。この前「Traitor / トレイター 大国の敵 (2008)」で見たばかりのガイ・ピアースがここにも登場。あまりのギャップで劇場では全然気がつかず... ルックスの印象もだいぶ違う。「Traitor」の時にはあんなにカッコ良く見えたのに!コメディだと、そんなに男前に見えないのはコメディの魔法かも?アメリカのTVシリーズ「Xena」の人が出ていたのがちょっと嬉しかった。
そういえば、アダム・サンドラーと言えばアメリカのファーストフード店というのもあるけれど、今回は無かったような... シナボンの袋は持ってたけど。他には思い出せない。
分かりやすいストーリーだったけど、私は思ったよりも満足。ちなみに「The Spirit」を見た夫はかなり不満を漏らしてました...
(3.75点/5点満点:劇場にて鑑賞)