Cast >> William Marshall (Bishop Garnet Williams), Terry Carter (Rev. Emmett Williams), Austin Stoker (Det. Cass Potter), Carol Speed (Abby Williams), Juanita Moore (Miranda 'Momma' Potter) ...
Director >> William Girdler
Writer >> William Girdler, Gordon Cornell Layne
Producer >> William Girdler, Gordon Cornell Layne, Samuel Z. Arkoff
総合ポイント >> 4.75/5点満点
Contents >> 5 Performance >> 5 Direct >> 4 Music >> 5
Clone/Demon has to say something
ドクター・ウィリアムス(ウィリアム・マーシャル)は、研究と伝道のためにアフリカを訪れた。古墳を調査中に箱を見つけ、それを開けると強風が吹きまわった。ドクターウィリアムスの息子で牧師の エメット(テリー・カーター)と妻のアビィ(キャロル・スピード)は新しい教会に招かれて、ケンタッキーのルイビルの新しい家に越して来た。そこでアビィが洗濯中に強風に巻き込まれた。その日からアビィは少しずつ変化していく。
ハッキリ言って、好きです。面白いです。「エクソシスト」からその内容がそっくりな為に訴えられたりしました。確かに筋は同じです。でもここまでそっくりに、しかもそれらしい色を脚色して作り上げてしまうと笑ってしまうと同時に結構面白く見れてしまいます。エクソシストとは違い、アフリカのヨルバという色づけ、しかも性的に不満の持つ悪霊という色づけが中々面白かったと思います。主役のアビィを演じたキャロル・スピードの体当たりの演技が素晴らしいです。黒人にあるといわれている2つの自分が存在しているというTwoness。アビィが2面性を演じている時には、その事をふと思ったりしたんですが、この映画にはきっと関係ないでしょう... でも、難しい事を考えずに面白いんです。でも黒人とキリストというのは今までの歴史から考えても、中々切って考えられないので、そういう点でも興味深いと思う。さらにアフリカがルーツなのも面白い。
悪霊は悪霊なりに出てくる言い訳みたいのがあると思う。過去に浮かばれなかったからこその恨みを言いに戻ってくる。この映画の面白さを考えてみる。「エクソシスト」から生まれたこのクローンも、何か出来た意味みたいのがあるように思えるのだ。
(6/29/08:DVDにて鑑賞)