Spirit Lost / 日本未公開 (1997) 840本目
これむかーーーーし、むかしに当時お付き合いをしていた彼氏のアパートで見た。奴はアメリカの実家からビデオを送ってもらっていて、その1つがこれだったね。他にも見たけど、これだけやたらと覚えているのです。あのレオンのジャケットといい。DVDもあったんだろうけど、まだそんなに普及してない頃だったね。そうだね、昔だね。しかし昔の記憶は薄れてきちゃってるよね、そうだよね。レオンの事はしっかり覚えているけれど、女優2人の事はすっかり忘れてた。レジーナ・テイラーとシンダ・ウィリアムスだったんだ!と改めて思ったり。レジーナ・テイラーは相変わらず固い!
これはかなりセクスィ〜〜な映画。あ、こんなにエロかったんだ。同じように性に取り付かれた悪霊「Abby / アビィ (1974)」がありますが、あれよりもエロ。というのも、シンダ・ウィリアムスは脱ぎっぷりがいい!!レジーナ・テイラーは頑張ってキャミソール止まりなのに、シンダ・ウィリアムスはイキナリ... ああ脱ぎっぷりがいいと、逆にエロくなくなるね。凄い度胸だ。でもそれよりも輪をかけてエロいのが、レオン。レオンは大胆に脱ぐわけじゃないけど、脱いでない訳でもない。確かに脱いでる。だけど、レオンのセクシーさは裸体だけじゃない。男の色気が良い感じで出てますね。途中歌まで披露。そしてこれは舞台とか物語もいいのですよ。ノースカロライナの島が舞台。「Daughters of the Dust / 自由への旅立ち (1991)」等でも知られるように、ガラ達の島。独特の雰囲気のある島が舞台。映画の中で特にそれについて説明もないけれど、十分画面から伝わる艶かしい雰囲気。女流監督ニーマ・バーネットの作品。でも光のつかいかたイマイチだったかなー。
レオンが演じるジョンは新進の画家。レジーナ・テイラー演じるウィリーと幸せな結婚をしていて、都会ではゆっくりと制作出来ないし、子供を作ってゆっくり生活したいと、その島に引っ越すのです。そこで買ったのが、海に面した一軒の古い家。その家は200年もの歴史がある。その家は船のキャプテンと元奴隷の女性が結婚して住む筈だったけど、元奴隷の女性は騙されてずっとその家で待っていた。その女性が幽霊となって、ジョンを誘惑していくのです。
この映画、黒人向けのTVチャンネルBETが制作。しかしエロ過ぎてTV放映出来ずにビデオスルー。このエピソードもかなりの武勇伝だわ。っーか、当時まだまだまだまだ若かった私にこんな映画見せていた、あいつめ!
(4点/5点満点中:DVDにて鑑賞)