昨日、泣くと自分で予想していたのですが、泣きませんでした。代わりにうちの夫がうっすら泣いてましたわ。なんてバラしたら怒られそうだけど...
「勝利宣言」としてはトーンが低め、普通の演説としてはトーンが高め。昨日の結果で、バラク・オバマはもう代議士数の過半数を獲得したので、これから先に代議士数でヒラリーから抜かれる事はもうない。とは言え、ヒラリーは辞める気もなく、大きな借金($31ミリオン)を抱えたまま、次の選挙があるプエルトリコやモンタナ、サウスダコタと言った場所ではなく、なぜかフロリダ州で集会を行っているらしい。不気味な存在の為、オバマも大々的に勝利宣言が出来なかったのでしょう... まだマジックナンバーである「2025」に到達してないのも事実ですし。
CNNでは未だに人種を問題にしている。ケンタッキーの出口調査では「投票する上で人種は重要か?」との問いには78%がノーと答えた。しかし、イエスと答えた22%のうちでヒラリー支持者は81%にもなる。まあそうじゃない人が78%もいる事には嬉しい。本心かは分からないけれど... 堂々と言う人の方が少ないだろうし。
「The Trials of Darryl Hunt / 日本未公開 (2007)」というドキュメンタリーの中で、市会議員のラリー・リトルが言った言葉「差別は真実よりも強い」という言葉が、最近頭をよく駆け巡ります。
でも「2025」まで後61。これから共和党との戦いが本番であり、差別との戦いも本番。テキサスの地元の新聞なんて、こんなカバー掲載しちゃってるし...
オバマが演説で語った「変化はそこまで来ている」... 本当に来てほしいと願う。変わる者と変わらない者がまだまだ存在している。