SOUL * BLACK MOVIE * ブラックムービー

ブラックムービー、ブラックスプロイテーションなどについて

Bastards of the Party / 日本未公開 (2006) TV 129本目

はてな年間100本映画クラブ

鼻の穴まで惚れこんでしまったジャスパー・レッド君オススメのドキュメンタリーなので、早速見てみました(笑)本当は、そのちょっと前に偶然にこの映画の事を知りまして、ジャスパーが勧めるならと余計に張り切って見ました。
いまやロサンジェルスだけでなく全米そして世界に進出している2大ギャング「クリップス」と「ブラッズ」。その「ブラッズ」に所属していたクレ・”ボーン”・スローアン(Cle Sloan)が自ら監督まで務めたドキュメンタリー。ロドニー・キング事件の時とか、彼はニュース番組に出てたんですよね。彼は、俳優としても「Training Day/トレーニング・デイ」と「The Replacement Killers」等に出演。それが縁で、今回のこの作品もアントワン・ファクアがプロデュースしてます。ロサンジェルス歴史学者等に話しを聞いたり、敵であったクリップスの仲間と話したり... ギャングというのがなぜに出来たのか、その歴史にも迫っていてとっても興味深く面白いです。この話しが結構意外。歴史学者の話しを聞いていたら、前に見た映画「Heat Wave」でもそんなシーンがあったわねーと思い出しました。このね、クレが活動していた地区にたまに行くんです。この近辺でバイトしている子達と接する事も多いんですが、良い子達が多くて、言葉使いとかもキッチリしてるし、真面目に働いてる子も多いんですよ。そういう子達も居るんだぞって、声を大にして言いたい。それはね、きっとこのクレもそうかもしれないんだけど、多くの人々の努力だったんでしょうねって思います。

(5点満点:DVD観賞にて)