凄い邦題です。何の映画だか、さっぱり分かりませんね。英語の題名の方は、ちゃんとした意味が含まれているので、こんな邦題になっちゃったのは、とっても残念。
今でこそ、監獄ドラマは珍しくないし、この時代も多かったと思うのだけど、少年刑務所となると、かなり斬新です。1人の少年が不良になっていく様を描いてます。なんで不良になっちゃったのか、よく分かるし、そのラストも分かるんだよね。だから、英語のタイトルは、作品にぴったり。これまた、原作のモデルがいるらしく、スタン・トゥッキー・ウィリアムスの話と、そっくり(もちろん最後は違うけど)。彼の「クリップス」と見比べてみるのも面白いかも。本も出版されていたみたいだけど、今は絶版らしい。また発売してくれればいいのに。
ちなみに監督は、ピンプ映画3部作*1の一つ「The Mack」の監督です。
リオン・ウェアの曲が最後にぐっときます。
(4.5点/5点満点中)