Martin Lawrence: Doin' Time / 日本未公開 (2016) (TV) 1506本目
マーティン・ローレンスのスタンダップコメディライブの映像。今も全米を周るツアー中。前作の『Martin Lawrence Live: Runteldat / マーティン・ローレンス ザ・ライブ (2002)』から14年ぶり!!!という事で、映画での活躍の方が多くて、スタンダップコメディは久々!の印象なんです。けど、面白かった!やっぱり流石ですわ。
今回、ネタの90%は下ネタ。う○ちにオナラにエロと中学生か!という位、下ネタが過ぎております。まあでも笑っちゃうんだよねー。ビル・コズビーのプディン(コズビーはJelloというプディン&ゼリーのCMでも有名。プディンはプリンともまたちょっと違う。ムースとプリンの間というか...)最高だった!でもそれよりも面白かったのが、50歳になったマーティンの中年あるある。「知らないうちにCMのジングル歌っている」に爆笑してしまった。確かに歌っている、私も。この時の選曲が面白い。そして更にそれよりも面白かったのが、オバマ大統領ネタ。オバマ大統領に会った時の話。「で、トミーの仕事は何なんだ?」と聞かれた話。トミーとは、マーティン・ローレンスが主役の90年代伝説のシットコム『Martin』の友人トミー。彼はいつも仕事していなくて、彼の仕事は何だったんだ?と今でもネタになる。そのトミーを演じていたトミー・フォードが先日惜しくも他界。そのタイミングもあって、私は泣きながらも笑ってしまった。しかしこのオバマ大統領ネタは、本当にネタで事実ではない。でも最高だよ。
マーティン・ローレンスは形態模写が本当に上手い!日本の落語では、扇子を使って蕎麦を食べたりという形態模写がありますが、スタンダップコメディではマイクを使って形態模写する事が多い。マーティンは黒人コメディアンの中でも1・2を争う位に上手い!今回は特にキレキレでした。
前作でもそうでしたが、冒頭や終り後で真面目に語ってます。笑ってしまいます。きっと本当は真面目な人なんだろうなーって分かる。コメディに対して凄く真面目。エディ・マーフィを見に2時間も車を走らせたという話が好き。あと伝説の『スター・サーチ』でのマーティンも少し見れてお得です。若い!細い!!声も細い!
後、最後にケンドリック・ラマーとかアイス・キューブが出てきてマーティンについて少し語ってました。『団塊ボーイズ』で共演したティム・アレンやジョン・トラボルタまで!ジョン・トラボルタは、自撮りのようでボタン押した所が見えてました。自撮りのトラボルタ、カワユス。スターなのに自撮りとか。ふふふ。
(4点)
Martin Lawrence: Doin' Time / 日本未公開 (2016)