『Hot Tub Time Machine / オフロでGO!!!!! タイムマシンはジェット式 (2010)』の続編。前作は割りと大好き。80年代の描写がユルユルで、しかも登場人物がキャラ濃くて楽しかった。クリスピン・グローバー使いがもう最高でしたよね!!ああいう感じが『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の頃から本当に上手い!!という訳で続編を。
ルー(ロブ・コードリー)は、「モトリー・ルー(モトリー・クルーのぱくり)」と「ルーグル(グーグルのぱくり)」を当てて億万長者となっていた。ニックは「MMMBop(ハンソン兄弟の)」の大ヒットなどで、大人気のミュージシャンで成功。ジェイコブ(クラーク・デューク)はルーの息子としてなぜかルーの執事になって働かされていた。アダム(ジョン・キューザックだが出演なし)は、「ジャクージー・タイム・ロード」というタイムマシン系の小説で大人気となったが、今はルーとニックの元から姿を消していた。ルーグルで独裁者的に経営していたルーは、自宅で開いたパーティで何者かにショットガンで股間を撃たれた。ルーを救おうとするジェイコブとニックは、無くなったと嘘ついていたルーが隠し持つお風呂型タイムマシーンで過去に戻ろうとした。しかし彼等が辿りついたのが、2025年の未来だった。そこでアダムの家にやってくると、そこに居たのはアダムの息子アダム(アダム・スコット)だった。そのアダムを連れて3人はルーの股間を撃った犯人を見つけだそうとするが...
と、またもや『バック・トゥ・ザ・フューチャー』を緩くカバーしている。『BTTF』の続編も未来に飛んだからね。同じ。未来はどうなっているんだろう?とか、未来と今のギャップみたいのが面白いはずではあるんだけど、『BTTF2』程じゃないんだよね。それよりも未来でなぜかクリスチャン・スレーターが司会していた番組「Choozy Doozy」が恐ろしいよね!いまでも十分にくだらないリアリティ番組の末路があの番組な気がして怖くなったよ!そのシーンは下品過ぎちゃって、私には笑えませんでしたけど。
ジョン・キューザック不在を上手くカバーしているのは面白かった。キューザックの不在をどうするのか気になっていたので。全く触れずに居なかった事にするのか、どうかも気になったので。まあ代役的な人を立てて触れてますね。私が観たのは通常バージョンだから居なかったけど、アンレイテッドバージョンではキューザックがカメオ出演しているみたい。チェビー・チェイスもまたもや出演してくれている!
セント・ニコラス・ケージ病院とか細かいジョークは沢山あったけど、前作よりは切れ味無いかなー。クリスピン・グローバーも居ないし!
(3点/5点満点中:6/12/15:DVDにて鑑賞)