『The Help / ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜 (2011)』にてアカデミー助演女優賞を獲得したオクタヴィア・スペンサー。今度はクリミア戦争(1853-1856年)に活躍したジャマイカ出身の看護婦メアリー・シーコールを演じる予定。シーコールの自伝映画となる『Seacole』で実現する。メアリー・シーコールは経験豊富で優秀な看護婦で、クリミア戦争時には志願して前線の軍人の怪我の手当てをしたが、ナイチンゲールには拒絶されたので、参加費用も自分で工面しなくてはならなかった。そしてナイチンゲールとは対照的に、戦争が終わると人々はシーコールの功績を忘れてしまったという。『アクトレス/ある女優の栄光と挫折』のチャーリー・ストラットンが監督、脚本はダイアン・ヒューストンとマーニー・ディケンズ。
Berlin: Octavia Spencer Circling Period Biopic 'Seacole' (Exclusive) | Hollywood Reporter