The Equalizer / イコライザー (2014)
Cast >> Denzel Washington (Robert McCall), Marton Csokas (Teddy), Chloe Grace Moretz (Teri / Alina), Melissa Leo (Susan Plummer), Bill Pullman (Brian Plummer), Johnny Skourtis (Ralphie) ...
Director >> Antoine Fuqua
Writer >> Richard Wenk
Producer >> Alex Siskin, Denzel Washington, Jason Blumenthal, Mace Neufeld, Michael Sloan, Richard Wenk, Steve Tisch, Todd Black, Tony Eldridge
Genre >> Action
Country >> USA
総合ポイント 4.5点/5点満点中
内容 >> 4 演技 >> 4 演出 >> 5 音楽 >> 5
Invisible Man
毎朝の決まったルーティンである身支度のストップウォッチで測る謎の男ロバート・マッコール(デンゼル・ワシントン)。当たり障りのない普通の中年ではあったが、とにかく謎な点も多かった。ホームセンターに勤め、仕事ぶりも真面目。同僚で少し太っていたが、警備の仕事を目指していたラルフィーのダイエットにも付き合っていた。夜、全然眠れないマッコールは、いつものダイナーで決まったルーティンでお茶を飲みながら読書。同じようにやってくる少女の娼婦テリー(クロエ・グレース・モレッツ)に本の内容を教えていたりしていた。ある日、そのテリーが元締めのロシア系マフィアに暴力を受けている事を知る。マッコールの中で何かが狂い始め、マフィアのアジトに乗り込んでいた。ロシアの大物プシュキンは凄腕殺し屋テディ(マートン・ソーカス)を送り込むが...
『トレーニング・デイ』にて念願のオスカーの主演男優賞を受賞したデンゼル・ワシントン。そしてその映画を監督したアントワン・ファクアという、ゴールデンコンビが再び組んだアクション映画。元は80年代のTVシリーズ。やっぱりデンゼル・ワシントンには、こんな風な完璧な男がよく似合う。何かを背負っているというよりも、やはりマッコールは完璧な男であり仕事人。唯一、過去に一つだけ間違いがあって、それを引きずってしまっているのだった。そんな男を渋く見せるのもアントワン・ファクアの十八番である。
物語も『冒険野郎マクガイバー』が大好きな私を興奮させるアイデアの宝庫で面白かった。さしずめデンゼル・ワシントン版「ホームセンターでホームアローン」である。ふざけているように見えるかもだが、私はふざけてはいない。それが最高なのである!誰が予想するのか?この映画ポスターとデンゼルとファクアという取り合わせで、そんな物語を!だから最高なのである。
ロバート・マッコールは必殺仕事人。そんな男をこんな風に演じるデンゼル・ワシントンこそが必殺仕事人なのである。
(1/13/15:DVDにて鑑賞)