American Warships / バトル・オブ・パシフィック (2012) (Video) 1328本目
ブラックムービー界のMVPと言えば、マリオ・ヴァン・ピープルスですね。いや、お父様のメルヴィン・ヴァン・ピープルスが一番のMVPですね。マリオはMVP#2だね。2人共というか、この家族はみんなイニシャルがMVP!なんかプロレスちっくで好きです。MVP!MVP!と応援したくなりますね。まあそんな事はいい。そんなマリオ・ヴァン・ピープルスとカール・ウェザース(aka アクション・ジャクソン aka ロッキーの親友であり最大のライバルだったアポロ)が出ているので見ない理由がありませんね。あ、あったわ。あのアサイラムが制作。まあでもMVP#2とアクション・ジャクソンはチェックしておきましょう!しかもMVP#2様は、息子のマンデラ・ヴァン・ピープルス(MVP#4)をバーターでねじ込ませて出演させてますよ!
という訳で、アメリカ海軍のUSSエンタープライズ。北朝鮮から200マイル離れた所で、特殊任務についていた。すると、エンタープライズから飛び立った航空機が次々と落下し、母艦も攻撃を受けた。ランニング中だったマックラケン大将(カール・ウェザース)もその知らせを聞いた。そして、近くを航海中だったUSSアイオワにもその知らせが入る。アイオワは引退寸前の古い戦艦で、ロサンジェルスのサンペドロにてミュージアムとなる予定で、そこに向かう途中であった。なので戦闘準備など出来ていなかったが、とりあえず向かう事にした。すぐに電気系統の攻撃を受け、レイダーも使えず、ペンタゴンとの連絡も取れなくなった。しかし、目の前に居る敵を見過ごす事は出来ないと、アイオワのウィンストン大佐(マリオ・ヴァン・ピープルス)は、敵を消す事を誓う。彼等の攻撃の仕方や装備などで、アイオワの水兵たちは、中国が支援している北朝鮮の攻撃だと判断した。しかし、たまたまアイオワに乗っていたネイビーシールズのチーム6が、敵地に乗り込むと、なんとエイリアンたちが攻撃していたのだった!!
なんとまあ!!!アホか!この映画の冒頭でも「国防省によると、貴方達が今からみる事は決して起こってはいない事になっている」と出てくる。分かってるわ!!ある訳ないっちゅーの!という訳で、アサイラムが制作という事は何か有名なブロックバスター映画をパクった訳でして... まあ皆さんも分かる通り『Battleship / バトルシップ (2012)』ですね。タイトルもそのまま『アメリカン・バトルシップ』でしたが、さすがに訴えられてこのようなタイトルになりました。こちらも『バトルシップ』も、引退した(する寸前の)の古い戦艦が活躍するタイプ!まあオリジナルの『バトルシップ』よりも、こちらが勝っている所があるとしたら、その戦艦の設定ですかね?まあこちらの引退する寸前の...っていうのが現実味があります。まあその程度ですけど。っていうか、本家の『バトルシップ』も、本物のアメリカ海軍の人が見ると、間違いだらけで( ´,_ゝ`)プッってなってしまうんですよね。
で、人は何を求めてアサイラムの映画を観るのか?ですよね。もうさ、『シャークネードー』みたいにはっちゃけて欲しいのですよ!エイリアンが攻撃してくるという設定にしたのなら、もっともっとアホにはしゃいで欲しいんですよ!『シャークネードー』みたいに、もう空からエイリアンが降ってきてもおっけー!なのにさ、この映画は何とち狂ったか、MVP#2様と幸薄そうな青がかった美女との恋愛を盛り込んできた!要らん!要らーーん!しかも部下が居るのに、甲板で思わずキス。あるかー!君たち更迭&降格!やるならさ、アクション・ジャクソン大将が実は昔にエイリアンと戦っていて、それが原因で足が義足になっているとかいうサブストーリーにして、虎視眈々と昔のリベンジを狙っていて、義足が実はのこぎりになっていて、キックでエイリアンを真っ二つ!と、『シャークネードー』並みに暴れて欲しかったよ!
という訳で、アサイラム的にもあうとー!!
(2.5点/5点満点中:1/27/15:ストリーミングにて鑑賞)