Cast >> Victor Love (Hank Gathers), Duane Davis (Bo Kimble), George Kennedy (Father Dave), Nell Carter (Lucille Gathers), Sam Hennings (Coach Spencer), Reynaldo Rey (Red), Whitman Mayo (Nick), Ed Arnold (Himself), Ken Foree (First USC Coach), Baldwin C. Sykes (Specs) ...
Director >> Charles Braverman
Writer >> Fred Johnson, Don Enright (teleplay), Ed Fields (teleplay)
Producer >> Don Enright, Les Alexander, James P. McGillen
Genre >> Sports
総合ポイント 3.75点/5点満点中
内容 >> 4 演技 >> 4 演出 >> 3 音楽 >> 4
"This is what is about, I just wanna do, I always knew I could do"
1990年3月、ロサンジェルスの地元テレビ局にニュースが舞い込んで来た。記者が病院に向かうと、そこでは大学生達が泣いていた。同級生ハンク・ギャザーズ(ヴィクター・ラブ)がバスケットボールコートで倒れ亡くなったのだった。そのハンクの人生を振り返っていく...
私も何度も書いている悲劇のバスケットボール選手ハンク・ギャザーズの人生をドラマ化したTV映画。この作品では、地元フィラデルフィアからずっと一緒の親友であり一番のライバルであったボー・キンブルとの関係、そして幼少時代のバスケットボールのコーチであったキリスト教神父デイブとの関係、そして母と弟との関係など、ハンク・ギャザーズの関係性を軸に語られていく。ボーとの関係性は、会ったその日から親友だった訳じゃなく、そのライバルとしての関係性が意外性があって良い。そして以前に観たドキュメンタリーで、ハンクはとにかく明るい男だったと語られていたが、その片鱗を随所で見せていたハンク役のヴィクター・ラブの好演も光る。だからこそ、やはり最後がとても悲しくなってしまうのだ。
TV映画である事が非常に残念。ハンク・ギャザーズの悲劇はこれから何度も語り継がれていく事と思う。1992年の作品ではあるが、80年代的にド直球に描いているド根性ドラマ。
(10/23/14:DVDにて鑑賞)