Cast >> Tao Ruspoli (T-Rod / Tao), Jeremy Fels (J-Rod / Jeremy), Phoenix Orion (Phoenix), Cody Lucich (Cody), Darkzeied (Darkzeied), Olivia Wilde (Sista Strada Cast), Myca 9, Medusa ...
Director >> Julian Dahl
Writer >> Julian Dahl, Linnea Dahl
Producer >> Julian Dahl
Genre >> Comedy
Country >> USA
総合ポイント 3.25点/5点満点中
内容 >> 3 演技 >> 3 演出 >> 3 音楽 >> 4
"HollyHOOD, we jacked it!"
ロサンジェルスのゲトーで白人男性が2人。映画を撮ろうとしていた。そこに現れたのが、黒人の3人組。彼らは何もしていないが、なぜか白人2人が怯えて、カメラを置いて逃げてしまった。カメラをチェックすると先に撮っていた映像が残っていた。しかも編集作業が出来るトラックも鍵をつけたまま残されていた。3人は「じゃ、俺たちがこのLAのヒップホップ文化を撮ってやろうか!」と、LAの有名なヒップホップアーティスト達に話しを聞いたり、ゲトーの様子をそのまま撮り始めた。しかし途中で警察に見つかり、カメラをそのまま置いて逃げた。そのカメラは白人男性たちに戻ったが...
モキュメンタリー作品。しかも途中でその撮る人たちが入れ替わってしまうという面白い試み。いかにもありがちに描かれるハリウッドの汚さをステレオタイプを盛りに盛って白人監督達を毒を持って風刺している。しかも本当は黒人が撮った物をまるで自分たちが撮ったように振舞う白人監督達。しかもそれが好評を受けるという皮肉も面白い。そこでLAのアンダーグラウンドなラッパー達が沢山登場する面白さもある。ただ残念なのが、ごちゃごちゃしていて、やはりインディペンデントなので安く見えちゃう所である。
ハリウッドの馬鹿馬鹿しい一面を一生懸命バカにしようとしているのが面白い。そこに本物のLAのヒップホップ文化を盛った面白さ。もうちょっとまとまっていたら最高だったかもしれないね。
(10/17/14:DVDにて鑑賞)