なんていうか、ハリウッド版の前作マシュー・ブロデリック版(というかジャン・レノ版?)が好きじゃなかったので、ハリウッド版のゴジラはもういいでしょ!と正直思っていた。その事は、怪獣ならゴジラになりたいと豪語する(なったら、マイアミに飛んでレブロン・ジェームスにダンクかました直後に踏んづけるらしい)ゴジラ・ファンの夫にもそれは散々話してきた。でも夫はやっぱりアメリカ人なのねー。「許したれ!前回間違えたんだから、今度こそは間違えないよ!」と。もうその発想がさすがバプティストの牧師の息子ね!「許せ」だなんて!!まあでも盛り上がっているし、ゴジラは好きなので観てきた。周りはいつもよりも夫と同じ世代の30-40代の黒人男性が多め。私たちのすぐ後ろは車椅子優先席なのに、なぜか健常な黒人カップル、そして斜め前にはキー&ピールのピールにそっくり(参考写真)なメガネ黒人男性。もちろん他にも多数... ゴジラ・ファンが多い!のが黒人男性。
やっぱり中々全貌が明らかにはならない。焦らされる。しかしのめり込んでしまうストーリー展開。でも間違いだらけの痛ましい日本の面影。でもちょっとしか出てないけど素晴らしいジュリエット・ビノシュ!そして成長し、普通にハンサムなアメリカ青年になっていたキック・アス!ちゃんと「ゴジラ」と発音してくれる律儀な渡辺謙!今回は至って普通なサリー・ホーキンス!そして、ゴジラー!やっぱりゴジラ、頑張れー!ゴジラ、吼えるー!あれ?ゴジラ、首無くない?日本だろうが、ハワイだろうが、西海岸だろうが、どこに行こうと怪獣に絡まれるキック・アス。っていうか、ハワイ(オアフ島)に電車無くない?あれ?ゴジラ、ラッパーぽくない?その歩き方といい、ビギーじゃね??あのしてやったり感はラッパーにありがち!
と色々と脳内を駆け巡りましたが、結局最後までワクワクしながら観ちゃいました!ムトウさんは、昆虫ぽい。昆虫嫌いの私にはムトウさん無理。あんなん出てきたらトラウマ。M.U.T.O.はカタカナでムートーなんだ!でも確実に日本へのオマージュで日本人の名前からだろうから、ムトウの方が良くない??
ちなみにこの映画でネイビーのハンプトン大佐を演じたリチャード・T・ジョーンズも、我々、そしてゴジラと同じく日本生まれ!お父様が近鉄バッファローズに居たあのクラレンス・ジョーンズ(助っ人外国人初ホームラン王だったと思う)!!彼は4歳ごろまで日本で過ごし、今回受けたインタビューでは3歳のころにテレビで日本版のゴジラ(どのゴジラかは分からない)を見た記憶があるそうだ!凄い記憶力だ!ってか、リップサービスだろうね。でも嬉しいからいいじゃない?
お陰でアメリカでもテレビで日本版のゴジラが大挙して放送してくれたので、ご満悦でーす!割りと最近のから古いモスラのまでー!
(4.25点/5点満点中:5/16/14:劇場にて鑑賞)