どこかで書いたと思うんだけど、高校でNFL入りを確実視されていたブライアン・バンクスがレイプ罪で逮捕されて、無実を主張していたが、有罪が確定すると41年の懲役の可能性もあったので、司法取引で罪を認め5年の禁固刑と5年の執行猶予、そして性犯罪者として登録される事を認めた。その事件前にバンクスは、地元LAのフットボール名門校USCに入る事を約束していた。しかしクラスメートのワネッタ・ギブソンがバンクスにレイプされたと主張。バンクスはフットボール選手として一番いい時期を牢屋の中で過ごした。しかしその後にギブソンがバンクスにフェイスブックで連絡、2人は会う事になった。その時に、ギブソンは学校を訴える為に、嘘をついたと告白した(裁判でギブソンは$1.5ミリオン勝ち取っている)。その会話をバンクスはこっそり録音しており、そのテープが証拠となり、バンクスはようやく無実が認められて監獄を出る事になった。その時のニュースが話題になり、まだ20代のバンクスは小さい頃からの夢であるNFL入りを目指す事になった。その時に手を差し伸べたのが、バンクスに奨学金を用意していた当時USCのコーチであったピート・キャロル。キャロルは今やNFLのシアトル・シーホークスのコーチとなっていたのだ。シーホークのトレーニングキャンプに参加したりもした。だがシーホークスから雇われる事はなかったが、アトランタ・ファルコンズがバンクスを獲得。バンクスの夢を叶えたのだった。ちなみに、ギブソンはその後に学校側から訴えられ、1.5ミリオンドルの返金と更に裁判費用や被害として、2.5ミリオンドルの支払いを命じられている。
と、説明が長くなりましたが、そのブライアン・バンクスの自伝映画化が進められている。プロデューサーには「Last Vegas / 日本未公開 (2013)」等のエイミー・ベア。