Cast >> Alisa Becher, Jc Cain, Dexter Jones, Namik Minter, Terence Nance, Talibah Lateefah Newman, Chanelle Pearson
Director >> Terence Nance
Writer >> Terence Nance
Producer >> Terence Nance, James Bartlett, Andrew Corkin, Jay-Z, Dream Hampton, ?estlove, Wyatt Cenac, Joy Bryant
Genre >> Comedy
Country >> USA
総合ポイント 4.25点/5点満点中
内容 >> 4 演技 >> 4 演出 >> 4 音楽 >> 5
Overcomplicated words of romantic poetry film, so how would you feel?
テレンス(テレンス・ナンス)は、家に帰ってきた。彼女(ナミック・ミンター)が家に来る予定だった。テレンスは電話を取り損ねた。そこには彼女から行けなくなったとのメッセージがあったのだった...
スパイク・リー等の数々の名監督を生んできたNY大でMFA(芸術修士号)を取ったテレンス・ナンスの作品。このプロジェクトにはジェイZ等の大物も参加。NY大前にはパリにも数年住んでいたという芸術肌の新人類。
この作品自体がそんな芸術肌を感じる作品で、特にストーリーラインもなく、詩ぽいナレーションが続き、そしてアニメーションや人形劇とドキュメンタリー調な映像が続く、実験的な作品。今までに決して見たことのない画期的で大胆で個性的な作品である。ただ普段はネイティブのアメリカ人達でも絶対に使わないような難しい言葉がずっと続くナレーションが、より芸術ぽさを際立たせているが、それ故にとっつき難さがあるのも否めない。
自ら「進化するブラック・シネマ」だと、スクリーンで訴える。これからテレンス・ナンスがどのように進化していき、進化するブラック・シネマを牽引していこうとするのか?目が離せないのは確か。
(10/5/13:DVDにて鑑賞)