All About You / 日本未公開 (2001) 1169本目
という訳で、この前の「All About Us / 日本未公開 (2007)」を見たら、見ない訳にはいかないでしょ!と見ました。完全に前後していますけど。「All about us」はこれを元に作られています。妻が映画監督・脚本家で、夫がプロデューサー。この映画は普通のロマンス映画。最初は何かソープオペラぽいなーと思ってみていたんだけど、いやこの感じは日本の少女マンガなんだ!ありえないシチュエーションからの恋への発展ね。本当に好きな人が意外な人物だったパターン。
ニコール(レネイ・ゴールズベリー)は、出来るロビー(アダム・ラザール=ホワイト)と真剣に交際していた。ニコールの元ルームメイトで親友のリサ(リサレイ)は、ロビーには警戒していた。ニコールが結婚について話すと、ロビーは「結婚するつもりはまだない」と話した。しかもリサの警告通りに、ロビーは別の女性...しかも元恋人と会っていた。傷心のニコールは、学校に通っていたサンフランシスコに戻る。フライトアテンダントをしているリサの部屋に住まわせてもらい、昔働いていたクラブに働かせてもらう事にしたが、学校...大学の法学科に戻るのには迷っていた。そしてリサが仕事で離れる時に、なんとロビーの兄弟であるブライアン(テロン・ブルックス)もリサの部屋を居ない間に借りる予定で、ニコールが来る前からの約束だから断れないと言う。何も知らないブライアン、避けるニコール。奇妙な2人の同居が始まる...
ね?少女マンガでしょー。ニコールも知っていて、ブライアンも知っているリサは何者なの!って訳ですよ。しかもね、ブライアンは日本で歌手として成功している!どこのジェロなのよ!いや、サンフランシスコだからクリス・ハートかな?「All About Us」とは違って、主人公の2人の魅力がイマイチかなー。チャーミングじゃなかった。その代わり、共演者が良いね。リサレイの親友ぷりと、クラブの同僚のティコ・ウェルズとクリス・スペンサーの2人は「頑張れよ!」って応援したくなるね。ニコールのお兄ちゃんと兄嫁(が、この前書いたヴァネッサ・ベル・キャロウェイ...この前の星の王子NYへ行く!の...)も良い人。後、腹話術のウィリー・ブラウンとウッディも出ていたわー。
最初は嫌な人だと思っていたけど、実はいい人で...っていう王道パターン。しかも血がつながっているから、それは勘弁!アウトー!と思っていたら、どんでん返しのパターン。そして恋のライバル達が、物凄く性格悪いパターン。王道だよね。
まあ感想にも書いたけど、「All About Us」を見たのもあって、この映画での本当の少女マンガ的なヒーローというのは、この映画を作ろうと妻の為に頑張ったプロデューサーである監督の旦那さん!
(3.25点/5点満点中:10/30/13:DVDにて鑑賞)